不埒なり利家―豊臣天下事件帖

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不埒なり利家―豊臣天下事件帖

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408539027
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

手筋が見えまして
ございます――。

前田利家が秀吉に仕掛ける「謎かけ遊び」は
織田家の命運を賭けた戦だった!

『二月二十六日のサクリファイス』で中山義秀文学賞を受賞、
今最も目が離せない気鋭が放つ歴史×ミステリの快作!

前田利家×三法師こと織田信長の孫・織田秀信

北野大茶湯で――利家は秀吉秘蔵の茶器をいかにすり替えたのか?
賤ヶ岳の戦いで――利家はいつから秀吉に従ったのか?
聚楽第で――秀吉に矢を射かけたのは利家なのか?
慶長大地震で――利家はいかに明国の使者を地震から守ったのか?

答えられなければ、御家断絶!

目 次
序            
一話 前田殿と北野大茶湯と 
二話 前田殿と賤ヶ岳の戦いと 
三話 前田殿と聚楽第と   
四話 前田殿と慶長大地震と 
五話 前田殿と天下と    
終            


【目次】

内容説明

前田利家×三法師こと織田秀信。北野大茶湯で―利家は秀吉秘蔵の茶器をいかにすり替えたのか?賎ヶ岳の戦いで―利家はいつから秀吉に従ったのか?聚楽第で―秀吉に矢を射かけたのは利家なのか?慶長大地震で―利家はいかに明国の使者を地震から守ったのか?答えられなければ、御家断絶!?前田利家が秀吉に仕掛ける「謎かけ遊び」は織田家の命運を賭けた戦だった!

著者等紹介

谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。2012年、「蒲生の記」で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。13年に『洛中洛外図狂伝 狩野永徳』でデビュー。18年に『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。25年に『二月二十六日のサクリファイス』で第31回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

123
様々な機会に秀吉と前田利家が繰り広げる謎かけ遊びの含意を、旧主信長の孫である織田秀信が解明していく。たわいない話の背後には豊臣政権の成立や内部抗争に関わる秘密があり、秀長や三成、信雄に家康らと利家による権力闘争にも繋がっていた。秀信家臣の森左門は若き主君のため奔走しながら、政争に巻き込まれるのを巧みに避ける手腕に心服していく。本来なら天下を継承するはずが小大名に甘んじざるを得ない秀信は、その才を示す場は他になかった。独裁者秀吉に服従しながら、戦国を生き抜いた武将たちの意地が秘密裏にぶつかるドラマが面白い。2026/01/06

hirokun

33
★3 織田秀信については、関ケ原の合戦の前哨戦で岐阜城に籠城したことくらいしか知識がなかったが、この作品を読む中で些か知識が拡がった。前田利家は歴史上も秀吉の友人であり、豊臣家への忠誠を最後まで守り抜いた人として描かれることが多いが、フィクションとは言うもののこの作品のような心の内があったとしても決して不思議ではないとの感じがした。最後まで分かり易い文章と物語の展開に惹かれ一気読みした。2026/02/03

mitubatigril

15
今年は、ドラマが秀長だからきっと関連本が沢山出るだろうと予測してだけど この作品はもう完全に騙されてましたタイトルに😅主人公は、信長の嫡孫の三法師こと織田三郎の家臣左門 秀吉や利家 秀長などから出された謎解きしながら当時の事件を伝えている。だからこそ新鮮な感じでスラスラと読めた。そして謎解きだけで終わらないんだから この時代の立ち位置が見えるようでした😊2026/01/25

harukawani

7
谷津矢車作品を読むのは初めて。ミステリ寄りの作風だろうとは思っていたけど、ここまでミステリだとは!素晴らしかった。信長の嫡孫、織田三郎(秀信)と家臣である森左門(正守)が中心となって話は進む。前田利家が出す謎解きという設定が現実感を失わせるのがちょっと残念だけど、全体的にみればフィクションと史実とがうまく手を取りあっていてとても良い。利家の目的や、探偵役である左門自身の思惑などが明らかになる終盤は圧巻。プロローグで感じた主従関係が、エピローグでは全く違うものに見えるのも上手いなぁ。歴史ミステリの佳作です。2026/02/17

ブルーバード

4
大河ドラマ関連で手に取りました。時代ものは、司馬さんや池波さんなど、大御所的な作家のものしか読んだことがなく、新しい作家さん(失礼!)のもの、また、織田三郎と前田利家というあまり知らなかった切り口、また謎かけという変わった趣向からこの時代を読むことができ、新鮮な読書体験でした。私にとっては、かなり変化球な時代小説でした。2026/02/12

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