出版社内容情報
公務員探偵、時空を超える名推理！
妻を殺してしまった。なぜ自分がこんなことを？ 茫然自失の男の前に、別の縊死体が出現。これは偶然の連鎖か、それとも――。“相殺”されたはずの罪が、再び目を覚ます……!?（「双死相殺」）。
アフターコロナの櫃洗市で発生する複雑怪奇な事件の謎を、腕貫を嵌めた公務員探偵が鮮やかに解決。女子大生・住吉ユリエ、安達真緒、氷見＆水谷川の刑事コンビetc.……お馴染みの面々も健在。作家デビュー30周年＆シリーズ誕生20周年。人気ミステリシリーズ最新作！
佳多山大地氏（ミステリ評論家）興奮！
「歴死は繰り返される！ 西澤ワールド最新版 円熟の論理の切れ味、ますます妖し」
【目次】
内容説明
妻を殺してしまった。なぜ自分がこんなことを？茫然自失の男の前に、別の縊死体が出現。これは偶然の連鎖か、それとも―。“相殺”されたはずの罪が、再び目を覚ます…！？（「双死相殺」）。アフターコロナの櫃洗市で発生する複雑怪奇な事件の謎を、腕貫を嵌めた公務員探偵が鮮やかに解決。女子大生・住吉ユリエ、安達真緒、氷見＆水谷川の刑事コンビｅｔｃ…お馴染みの面々も健在。第１弾刊行から２０年、人気ミステリシリーズ最新作！
著者等紹介
西澤保彦［ニシザワヤスヒコ］
１９６０年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。９５年に『解体諸因』でデビュー。２０２３年、小社刊行『異分子の彼女 腕貫探偵オンライン』収録「異分子の彼女」で第７６回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸巻
21
〈腕貫探偵〉シリーズ最新刊は何作目になるのかな。私は多分１冊しか読んでないと思う。だからキャラクターも馴染みがないけれど、大学生のユリエといい腕貫さんはもちろんだが読んでいて惹かれるものがある。３話収録。すごいなと思うのが、ほとんど会話文が中心になっていて対話を重ねるうちにいつの間にか真相に近付いていること。警察の捜査では判明しなかった事実が浮かび上がってくる。３話目はページ数も多く、過去と現在に起きた事件を扱っているので中々入り組んでいた。メモしながら読めばもっと理解できたかも。2025/09/25
ともりぶ
3
会話が続いてぼーっと読んでると大事なこと読み飛ばすことが多くて何度も戻りながら読んだ。そこがつながる?!が多い。2025/10/02
し～ちゃん
0
腕貫探偵シリーズということで手にしたが、真面目な公務員が相談に乗ってくれるというようなストーリーだったと記憶しており、こんなんだっけ？ 何か延々とご都合主義の推理を聞かされている気がしてしまう。 次はもう読まなくてもいいかな。2025/10/01
