永遠猫の祝福

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永遠猫の祝福

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538853
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「生きるのに、誰かの許可なんて必要ない」
――400年を生きる猫が導く、令和最愛のおとぎ話。


人の間に生き、なによりも深く人を愛した猫は、今日も誰かの心に「生きる意味」を問う……。

愛情への渇望に揺れる、母と二人暮らしの中学生・景奈がある日出会ったのは、尻尾の長い、ベージュと黒のマーブル模様の猫だった。
エルと名乗る「彼」は、舐めて瞬時に傷を癒やし、人語を操る不思議な力を持っていた。

「私はもう四〇〇年 生きている」

なぜか老いもせず、病に倒れることもなく。
永遠にも似た時間を生きるエルが、母や友との向き合い方に悩む景奈に問いかけた言葉とは――。

「彼」は、ほかにも様々な事情を抱えた人々と時間を共にする。
仕事も人間関係もすべてが嫌になり自死を考えるアラサー会社員男性、
父親の死を看取れなかったことを後悔し続ける50代の豆腐屋2代目男性、
病を患い余命宣告を受ける心優しい80代女性……。

これは巡る季節の中、傷つき迷える人々にそっと寄り添い、希望の光を灯す奇跡の猫の物語。

作家デビュー10周年記念!
ドラマ化ヒット『さよならの向う側』の著者が贈る、渾身の書き下ろし最高傑作!

どう生きるのか、そして、どう死ぬのか――。
「奇跡の猫」が、人々の生と死に寄り添い、生き方と死に方、生き様と死に様について、大切なことを教えてくれる物語。
ヒューマニズムの名手・清水晴木が贈る、後世に残したい感涙ファンタジー!


【目次】

内容説明

人の間に生き、なによりも深く人を愛した猫は、今日も誰かの心に、「生きる意味」を問う―。中学生の景奈がある日出会ったのは、尻尾の長い、ベージュと黒のマーブル模様の猫だった。エルと名乗る「彼」は、舐めて瞬時に傷を癒やし、人語を操る不思議な力を持っていた。「私はもう四〇〇年生きている」なぜか老いもせず、病に倒れることもなく。永遠にも似た時間を生きるエルが、母や友との向き合い方に悩み揺れる景奈に問いかけた言葉とは―。これは巡る季節の中、傷つき迷える人々にそっと寄り添い、希望の光を灯す奇跡の猫の物語。

著者等紹介

清水晴木[シミズハルキ]
千葉県出身。2011年函館港イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。2015年、『海の見える花屋フルールの事件記~秋山瑠璃は恋をしない~』(TO文庫)で長編小説デビュー。以来、千葉が舞台の小説を書き続ける。また、児童書も手掛け、『トクベツキューカ、はじめました!』(岩崎書店)が第72回産経児童出版文化賞《ニッポン放送賞》を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

152
清水 晴木、3作目です。本書は、作家デビュー10周年記念作品、著者版「夢をかなえるゾウ」、永遠猫ファンタジー連作短編集でした。著者の猫愛を強く感じる一作です。 https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53885-3/ 【読メ😻猫部】 2025/09/16

ゆのん

45
400年生きている猫のエル。人の言葉を話し、怪我をも癒す力がある。私の中ではそんなに長く生きている猫は尻尾が割れて『猫又』になる印象だが、エルは『永遠猫』と呼ばれている。かなり上から目線の中話し方や、変な例えを入れてくる猫…私も出会いたいと思ってしまう。エルが出会うのは、『死』に関係して『生きる事の意味』に悩んだり絶望している人達。特に『冬』の章では素敵な言葉が沢山語られ、一つ一つ自分の心に問いながら読んだ。永遠に生き続けるかもしれないエルの生きる意味がとても悲しく、素敵だった。最後の著者の言葉に泣ける。2025/04/20

sayuri

31
「春」「夏」「秋」「冬」4話収録の連作短編集。生と死に真摯に向き合った心に染み入る作品だった。ある日を境にクラスメイトから爪弾きされてしまった女子中学生、パワハラ上司に耐え切れず自死を考える男性、父親の最期を看取れなかった後悔に苛まれる息子、余命宣告された女性。彼等が、400年生きている猫のエルと出逢い人生を見つめ直す。ファンタジーの様な設定でありながら、描かれている内容は現実感があり、自身の生き方を考えさせられる。最終話のサプライズには思わず感涙。嗚呼、彼女だったのか。生そのものを心から祝福したくなる。2025/09/10

akiᵕ̈

30
400年生きていて人間の言葉で喋る猫のエルが、春・夏・秋・冬と4つの季節を通し人生に悩める人たちに"生きることの意味"を投げかける4話の物語。親からの愛の渇望や親への愛の後悔だったり、職場での居場所だったり、そこに固執しまったが為に見えなくなってしまっていることを、エルがそっと寄り添い必要な言葉で気づきを与えてくれる。そんなエルでさえ自分の境遇に悩みを持ちながら生きてきた。生き方や生き様を問われるけど、エルとの会話は深く考えず肩の力を抜いて、目の前の事や人に懸命に向き合う事の大切さを教えてくれる。2025/10/04

よっち

25
400年生きている尻尾の長いマーブル模様の喋る猫エルが、傷つき迷える人々にそっと寄り添い、希望の光を灯す奇跡の連作短編集。母と2人暮らしの愛情への渇望に揺れる中学生、仕事や人間関係が嫌になり自殺を考えるアラサー会社員、父親の死を看取れなかったことを後悔する熟年の豆腐屋跡継ぎ、病を患い余命宣告を受ける50代女性。様々な事情を抱える人々と時間を共にするエル自身もまた生きる意味を探していて、決して万能でもなく、優しく寄り添う中で希望を見出していく一方、猫と人との垣根を越えて育まれる深い絆には心揺さぶられました。2025/09/29

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