ミドルノート

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538433
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ひと振りの香水で 明日のわたし、もっと輝く! ベストセラー『翼の翼』『君たちは今が世界』で大躍進の著者がすべての女性に贈るエール。

食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは!?

「香水は、使われている成分の揮発性に細かい差があり、時間とともに香り方が変化してゆく。肌につけた時、最初の数分の香りをトップノートというそうで、次にくるのがミドルノート、その先にラストノートと呼ばれる香りがあって、最後の香りがずっと続く(中略)とはいえ、ミドルノートも、ラストノートの手前の大事な香りです。強く香ることも多いので、やっぱりミドルノートがその香水の中心っていうか、わたしはミドルノートを基準に香水を選ぶことが多いかなって感じがします。」(本文より)
社会人同期として、同じスタート地点(トップノート)から歩み始めたのに、結婚、出産、昇進、転職など、それぞれが別々の道を進んでいる――人生の「ミドルノート」で試行錯誤する女性たちは、この先どこへ向かうのか。

内容説明

食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは―!?トップからミドル、ラストへと、香水が時間差で移ろいながら香り立つように、「なりたい自分」の手前で試行錯誤する女性たちにエールをおくる、注目作家の傑作長編。

著者等紹介

朝比奈あすか[アサヒナアスカ]
1976年東京都生まれ。会社員を経て、2000年にノンフィクション『光さす故郷へ』(マガジンハウス)を刊行。06年、群像新人文学賞受賞作『憂鬱なハスビーン』(講談社)で作家デビュー。以降、働く女性や子ども同士の関係を題材に、多数の作品を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

226
朝比奈 あすか、初読です。アラサー女子のリアル、アラ還のオジサンからしてみると、若くてイキイキとしている年代のような気もしますが、仕事、結婚、子育て等、悩み多き年頃なのかも知れません。 https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53843-32023/11/19

ゆみねこ

94
食品会社の同期入社の3人と同い歳の派遣社員1人。働くスタイルや活躍の場は違う4人のコロナ禍を挟んだ混沌とした時代での変化。働きながらの子育て、夫のモラハラ、派遣切り。最初から菜々の夫拓也にイライラ。ラストは彼女たちの決断にエールを送りたくなった。2023/10/18

やも

91
新卒同期で知り合って10年の女3人と途中入社の女が1人。その4人が同期の家でホームパーティ。参加者それぞれの視点でホムパ直後と3年後withコロナとが語られ、最終話では皆で再会する連作短編集。4人は母、婚約中、インフルエンサーとそれぞれ昔とは変わってきていた。香水はトップノート、ミドルノート、ラストノートと香りが変わっていくらしい。悩み、惑い、何かを信じて今を生きていく。ふとした時に思い出すのは4人お揃いの香水。これは女の人生のミドルノートだ。いいラストノートに変化していくといいな。かなり好みの話だった!2024/02/26

J D

86
 アラサー世代の物語。表題「ミドルノート」の意味を物語のラストに知り、人生と香水の掛け合いに面白みを感じた。菜々や愛美、彩子、麻衣の視点で物語は進むが、菜々と拓也の夫婦としての関わりがヒリヒリして痛い。夫婦の問題は、子どもの情緒に影響するから樹を単なるわんぱくとして片付けるのはどうかと思った。また、コロナが人々の生活に影響を与える感じが菜々夫婦の関係性と混ざり合って一定の緊張感を出しており良かった。ラストは、菜々にも希望が見える感じで終わっていた。2024/01/14

Ikutan

79
トップノート、ミドルノート、ラストノート。時間差で三段階に変化していく香水の香りを人生に当てはめた、ミドルノート世代の物語。食品会社の同期三人。妊娠出産後、復職した菜々。ワーキングマザーの先輩で、出世頭の愛美。早々に会社を辞め、自分の道を模索する麻衣。そして三人と同世代の派遣社員、彩子。コロナ禍の息苦しさも含めて多様化する女性の生き方が、丁寧な心理描写で描かれる。同世代だったら、何処か共感できるのでは。ラストノート世代の私は、懐かしさと共に、今の時代ならではの新鮮な感覚に娘夫婦を思い浮かべながら読んだ。2023/12/05

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