喫茶とまり木で待ち合わせ

個数:
  • ポイントキャンペーン

喫茶とまり木で待ち合わせ

  • 沖田円
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 実業之日本社(2022/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月03日 09時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538112
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

全国の書店員さんも大絶賛!
感動のコメント続々!

不器用な心を救う、ヒューマンドラマの名手、
沖田 円の新たな最高傑作、ここに誕生!

とめどなく切なく優しく温かい。
「心の再生」の物語。
そして……これはあなたの物語。

さまざまな人生が交差し、疲れた羽を休めていく場所
――喫茶とまり木へようこそ。


そこは静かな街の片隅にある喫茶店。
決して繁盛しているとは言えないが、毎日、様々な想いを抱えたお客さんが訪れる。
仕事と家庭の両立ができず離婚した後も、母親になれなかった自分に苦悩する女性。
男子であることに縛られ、趣味のアクセサリー作りを誰にも話せないでいる高校生。
安定は手にしたものの、平凡で退屈な生き方から外れることに憧れる20代事務員女子。
そして、ある特殊な依頼によって大切なことを知る便利屋男性……。
それぞれの人生を紡ぐ温かな眼差し、沖田円渾身の「心に刺さる」連作短編。

何気ない毎日の中で、自分の生き方がほんの少しだけわからなくなっている人に捧ぐ、小さな人生の再生ストーリー。
読後は、生まれ変わったような希望に満たされて――。


【沖田 円さんから読者の皆様へのメッセージ】
どこにでもいる人たちの、どこにでもある物語を書こうと思いました。
自分が人生で体験しないだろうことを味わえるのは読書の醍醐味のひとつだと考えていますが、今作はあえて自分に身近な「そこら辺にいそうな人」たちを物語の主軸に置いてみました。
本作に主人公はたぶんいません。
喫茶とまり木にやって来た5人は、他の物語ならば名前も付かないモブかもしれません。
でも彼らにだって悩みがあり、躓きがあり、人生にちょっとしたドラマだってある。
今作は、そんな人たちのささやかな物語となりました。
皆様のそばにいつの間にかいるような、古い友達みたいな本になればいいなと思っています。
ほんのちょっとだけ明日が来るのが楽しみになりますように。
(作家・沖田 円)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

135
とても良かったです。タイトルに惹かれて手に取りました。母親のなり方がわからない母親、ハンドメイド好きを周囲に打ち明けられない男子高校生、平凡な人生にこれでいいのかと疑問を持つ若い女性、有名芸能人と一週間暮らすことになった男性、自殺を考えた男性、それぞれの人生にそっと寄り添う喫茶「とまり木」。どのお話も前向きな気持ちになれて読後感爽やかです。温かみがあってほっとできる素敵な喫茶店。私も行ってみたくなりました。2022/12/06

ちょろこ

129
【うさぎまつり】の一冊。表紙にうさぎがいることを知り、うさぎは登場しないけれど優しく癒されるまさにうさぎのような作品だった。タイトル通り、物語のベースはとまり木という名の喫茶店。でもあくまでも喫茶店が主張し過ぎないところが良い。悩みもやつく主人公たちの一歩への添え木みたいな役割、距離感が良かった。同世代、年齢の枠を越えての嘘偽りのない友情が育まれていく二話目にはこちらまで心晴れやかに。数々の言葉で心の曇りを拭き取り、クリアなガラスのような心を復活させてくれるようなストーリー。向こうに見えるのは清々しい空。2023/03/07

machi☺︎︎゛

113
喫茶とまり木を舞台に繰り広げられるちょっと不器用な人たちの連作短編集。母親になり切れなかったと思っていたキャリアウーマン、だけど子供が母親に対して持っていた気持ちとは。男のくせに趣味がアクセサリー作り、そんなの恥ずかしいと隠していたけれど友達から言われた言葉とは。ほんの少しの事で上手くいく人生。そんなきっかけを与えてくれる喫茶とまり木。オーナーの人生も素敵だと思った。2022/11/26

Karl Heintz Schneider

92
喫茶とまり木を巡る5つの物語。登場人物はごく普通の人々。本書に関して著者はこのように述べている。「本作に主人公はたぶんいません。どこにでもいる人たちの、どこにでもある物語を書こうと思いました。」第2話の「コーリングミー」ではアクセサリー作りが好きな高校生男子が登場する。彼は恥ずかしくて自分の趣味を友人に打ち明けられない。そんな彼に母親がピシャリと言う。「あんたのやってることを恥ずかしいだなんて思っているのは、あんた自身だけよ。」人が真剣に取り組んでいることをバカにする人なんて、現実にはそれほどいない。2022/11/01

はる

91
思ったよりもずっと繊細で優しい物語だった。好み。喫茶とまり木で待ち合わせをする人たちの、様々な人生模様。人は1人では生きていけない。待ち合わせをする誰かと誰か。その絆が、人の優しさが胸に沁みる。ラストは出来過ぎだけれど、素敵な結末。ああ心地よい読後感。続編希望。2023/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19952837
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品