出版社内容情報
襲い来る虫の大群。戦う武器は私たちの音楽(ムシカ)だけ…今最も注目の著者が放つ超弩級パニックホラー&ミステリー巨編!
内容説明
スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、なぜかカメムシの大群だった。カマキリ、スズメバチ、ムカデ、そして…。次々に襲撃される彼らの危機に現れた謎の巫女たち、そして、虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?
著者等紹介
井上真偽[イノウエマギ]
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』で第51回メフィスト賞を受賞してデビュー。2017年『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』が「2017本格ミステリ・ベスト10」の第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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