内容説明
命とは、愛とは、絆とは―子育ての“今”を描く家族小説。
著者等紹介
椰月美智子[ヤズキミチコ]
1970年神奈川県生まれ。2001年、『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞し、02年に同作で単行本デビュー。『しずかな日々』で、07年に第45回野間児童文芸賞、08年に第23回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
93
忙しいとついつい…大切なものを見失ってしまう。はっと気づいて子どもを抱き締めたり。何度繰り返しただろう。子育てと言いながら、己を育てているような日々。ミルクくさい月齢もいつまでも続くわけではないからもっと楽しんでおけばよかったと思っても後の祭り。チャンスは、あってもゆとりがない。ゆとりができたら親離れされてる。今の日本の子育て事情は親子には優しくないな。みんなで子どもの成長を見守れる環境になったら、未来が楽しみになるのに。子どもは親を選んで生まれてくるとか…責任もって共に生きなければ…。2013/10/04
takaC
82
文庫との差分を探ろうと、やる気満々で臨んだが、記憶力頼みの全文スキャン方式で挑むには自分の脳ミソは too old だった。諦めて普通に読み終えておしまい。2016/05/21
ミーコ
75
何気に手に取った本でしたが、色々 考えてしまう内容でした。元旦那さん阿川の希望て授かった赤ちゃんなのに ❕と憤りを感じイライラしたけど、統子の人々の手を借りながらも子育てに奮闘して行く姿にガンバレと声援を送りたくなる。生後1ヶ月半で仕事復帰した自分と重なる。子供は親を選んで生まれて来ると聞いた事も有るけど、それなら私なんかを選ばないなぁ と思ったり・・・ 最後のコウ君の話は必要無かった様に思ってしまう。余りにも理不尽でヤりきれない気持ちが残りました。が読んで良かった1冊になりました。2015/12/14
taiko
70
離婚し、シングルマザーとして子育てしながら働く母統子。何にも変え難い大切なわが子ではあっても、仕事と子育ての両立はとても大変だった。…様々な問題提起のあるストーリー。シングルマザー、不妊、AID、ママ友、子供の死…立場は違っても、同じ母親、どこかに何かの共通点を見出し、胸が苦しくなりました。子供を授かり、無事に生まれ育っていくことは、並大抵のことではない、本当に奇跡的なこと。…大きくなった我が子をまだまだ心配しつつも、その奇跡に感謝の気持ちでいっぱいになりました。2016/07/10
ひらちゃん
69
不覚にも泣いてしまった。どんな経緯で産まれてきても、我が子が自分達親を選んできてくれたとしたら…。それだけで生きていけそう。AID(非配偶者間人工授精)。不妊からここまで選択に至るにはどれだけの葛藤があったことか。それを乗り越えてさえ、離婚となった主人公はシングルマザーとして頑張っている。精子提供者や元夫への想いも複雑だった。いろんな親が登場し、境遇は違っても子を思う気持ちは同じだと改めて思う。我が子にも、産まれてきてくれて育ってくれた奇跡に感謝。大きくなった今でも日々格闘してます。2018/06/17