内容説明
幕末、男の死に様。天狗党から戊辰戦役まで。我に利あらずと知りつつも、最後まで屈服しなかった侍たちの物語。
著者等紹介
東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年神奈川県横浜市生まれ。国学院大学卒。同大学博物館研究助手、編集者を経て作家に。’94年に『大砲松』で吉川英治文学新人賞、’04年に『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で第23回新田次郎文学賞を各受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KシタTペイ
2
http://blogs.yahoo.co.jp/docomo3850/30941826.html2013/01/18
フゥドゥ
1
読了。幕末戊辰にて表で活動をした人物の影に隠れている人たちの短篇集。古屋佐久左衛門関連で拝読。佐久左衛門は表題ともう一つの話で主役となっており、こちらの佐久左衛門は佐幕を標榜しつつもあわよくば自己の才覚を恃み一旗揚げようとしているかのように見える山師的な人物で描かれていて人物評価の難しさを物語っています。その他、普段の幕末作品では見ない人物が色々でます。個人的には上総請西藩の林忠崇が興味深いです2025/10/11
mitsuru1
0
帯に書かれているように、幕末、男の死に様。8短篇集。鳥羽伏見の戦いの後、佐幕派として各地で戦った人々の戦の跡を追う。2012/07/20
takj
0
江戸時代末期、草莽全盛期 幕府朝廷入乱れ 統制の着かない 各地での革命的 謀反者が大賀した時代が わかりました。2019/02/24




