出版社内容情報
かの文豪も越えたという天城峠――。おそるべき事件の鍵はこの土地に隠されている!? 大人気トラベルミステリー最新刊!
内容説明
東京・亀有の私立探偵・小仏太郎に、高級旅館の女将から依頼があった。旅館は修善寺温泉にあり、最近、住み込みで働き始めた謎の美女・ユリの身辺を調べてほしいという。もともと東京住まいだったユリは、半年ほど前に突然、母親と別居していた。さらに調査を進めると、ユリの祖父・徳造が、5年前に修善寺で発生した未解決事件の被害者だったことが判明する。そしてこの事件は、徳造の愛人だった保乃香という女性が抱える奇妙な過去に繋がるようで―!?
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者として人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mercury
2
身元調査が案の定、殺人事件の調査になって行く。いくつかの未解決事件がつながってゆくのが面白い。2018/09/23
saga
1
天城峠に行ってみたくなり、雰囲気を味わいたくて手にとりました。修善寺温泉に働く人の前世代に起きた事件を中心に話が展開する。私立探偵による捜査は、温泉に泊まり込み込んだ数日間で犯人にたどり着き、話しが終了。 途中から、あまり展開がなく流し読みになってしまった。 あまり、期待していた旅情も感じられなかった。2019/02/16
gumra
0
3人のキャラを使い分け、ミステリーとしてハイペースで書き下ろす林太郎先生に脱帽! 本作は、毎回イソとの掛け合いが楽しい小仏太郎シリーズ最新刊‼️もちろん書き下ろし? ★★★2018/06/02