内容説明
可憐なヒロインに魔の手が迫る?女子大生・塚川亜由美は、親友の神田聡子と一緒に観劇を楽しんでいた。物語は感動のクライマックスを迎え、カーテンコールも沸き立っている。すると、なんとその場で主演俳優が若手女優にプロポーズ!突然の出来事に会場はますます盛り上がった。しかし、亜由美は気がついてしまう。幸せそうなカップルの背後には、恐ろしい目で二人を見つめる女がいたことに…。表題作のほかに「花嫁は時を旅する」を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。08年にはデビュー以来の著書が500冊を突破という金字塔を達成。現在、累計600冊に迫っている。ベストセラーを生み出し続ける国民的作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
26
劇中で男優が女優にプロポーズ。でも傍で見ていた女優がいた!てっきりここから事件が始まると見せかけて今回はフェイントだった表題作。土砂崩れで亡くなった夫婦から遺産を受けついで大金持ちになった夫婦に降りかかる災難を描いた『花嫁は時を旅する』。劇団や芸能界を舞台にすることが多い。2015/12/29
おれんじぺこ♪(16年生)
20
サスペンス、ってほどではなくさらっと読めるのがいいところ。2020/04/01
はる
18
読んでて落ち着くな~(*^▽^*)ずっと追いかけてるシリーズだから新刊がでるたびにワクワクしてしまいます。今回の亜由美はなんだか良いところをドンファンにもっていかれているような気がするのですが、冒頭からこいつが今後犯人になって行くのか~って思ってたらめっちゃ好い人になっててビックリ❗しかも今回は芸能界が舞台なのにファンだからと堂々と楽屋を訪ねてメル友になるって言う亜由美の大胆さが凄い!羨ましいけど、私にはそんな度胸はないな~(*´-`)2016/02/09
あかり
13
図書館本。花嫁シリーズ…女子大生の亜由美とその愛犬ドン・ファンが活躍する。頭を使い過ぎずテンポよく読める。どこかに安心できる着地点があるから赤川作品はほっとする。2018/05/25
Hika
11
たまの赤川次郎は保養になります。笑 2016/01/16
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