内容説明
坂脇恭一は27歳のありふれたサラリーマンだが、孤独な胸の内に自己破壊にも似た狂気を常に隠し持っていた。彼とひょんなことから出会う23歳の元OL・田所圭子は、冴えない中年ヤクザと同棲して美人局をしている。恭一がこの中年ヤクザを殺してしまったことから、彼らの住む世界の歯車は徐々に狂いはじめた…。虚無と絶望が交差する日常から、人はいかに自己を解放できるのか―。「ワイルド・ソウル」の著者が放つアナーキークライム・フィクション。
著者等紹介
垣根涼介[カキネリョウスケ]
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。独自の人間観察眼と、疾走感溢れるストーリーテリングをその持ち味とする。2000年『午前3時のルースター』(文春文庫)で、サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞しデビュー。第二作『ヒートアイランド』が各紙誌の絶賛を浴びる。2004年、第三作『ワイルド・ソウル』(幻冬舎文庫)で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初のトリプル受賞に輝く。2005年には『君たちに明日はない』(新潮社)で山本周五郎賞も受賞するなど、今、もっとも注目される気鋭作家の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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