内容説明
友人と愛犬ドン・ファンとともに遊園地で遊んでいた塚川亜由美は、拳銃をもった女と外国人の男に連れ去られてしまう。男は南米の国の反政府ゲリラで、女の方は七年前、その国でゲリラに拉致された女子大生だった―。彼らが日本に来た目的とは！？名犬（？）ドン・ファンも大活躍のユーモアサスペンス。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡生まれ。１９７６年に『幽霊列車』でオール読物推理小説新人賞を受賞し、２年後にサラリーマン生活にピリオドをうって執筆活動に専念。以後、長編に短編に、次々と才気あふれる作品を発表。１９８０年には『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞する。ユーモアミステリーのほか、恋愛小説、シリアスものなどその多彩な作品世界は、絶大な人気を誇っている
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感想・レビュー
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白雪ちょこ
17
短編集全2話となっており、今回もとても面白かった。 題名となっている「花嫁は女戦士」も、赤川次郎の得意としている、他国との決戦などが描かれていた。 本格的に亜由美もピンチになっており、政治界の裏の闇なども描かれていて、面白かった 。 裏切り、金、大人の生々しさも全開で、花嫁らしさは少々あったが、ほぼ戦いという感じ 。 女は強しという言葉が、とても似合う。 最後は一気に解決し、亜由美とドンファンも大活躍で、全体的に良かった。2023/06/19
星落秋風五丈原
12
南米旅行に出かけた女子大生が現地のゲリラに連れ去られた。それから7年大騒動が日本で起こる。亜由美とドンファンの花嫁シリーズ。亜由美と同じ大学の学生今日子はあすかと名乗ってランジェリーパブに勤めていたが、松木という客に付きまとわれていた。彼女には故郷に婚約者がいたが、その男もヘンな奴で何と亜由美に一目ぼれ！誘拐されてしまった亜由美と今日子は？「花嫁は心中しない」を収録。2002/01/06
みるくたると
0
☆3
