内容説明
リストラ寸前のサラリーマン伍代亜希夫は家族と会社に内緒でサイドビジネスを行っていた。それは順調にいっているかに見えたが、ある出来事をきっかけに様相は一変する。失踪、尾行、監視、そして殺人事件…。平凡なサラリーマンには想像もつかぬほど巨大な陰謀が渦まく世界に、伍代は足を踏み入れていた。
著者等紹介
広山義慶[ヒロヤマヨシノリ]
昭和12年、大阪市に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。フランス語の翻訳など数々の仕事を経て、昭和58年長編社会派推理『夏回帰線』の発表を機に作家業に専念する。官能バイオレンスからピカレスクまで、多数の著書がある
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