出版社内容情報
クレヨンの持つ独特のタッチや色合いの表現方法を、初心者にも分かりやすく解説。参考となるお手本の作品も豊富に掲載する。
ちょっとイラストを描いてみたい。しかし鉛筆やペンだと画力が必要。水彩や色鉛筆だと技術も必要。そこで、簡単に描ける画材として「クレヨン」を取り上げ、ダイナミックなタッチで描いていく手法を、現在、海外でも人気の若手イラストレーターの筆者が、クレヨンの使い方や描き方などを、わかりやすく解説する。
本書は、初心者からプロを目指すイラストレーターまでを対象として、クレヨンで描くポイントを、ビジュアルメインに構成し、見るだけでも簡単に理解できるようになっている。
まず前半では、初心者にも描きやすいモチーフからはじめ、画材の特長を習得し、クレヨンの使い方に慣れることを目標としている。また、お手本となる作品を豊富に掲載し、著者の作品を模写することで次第にモチーフの捉え方やデフォルメのコツをつかむことができる。
本書の後半では、中級者や上級者を対象とした技術的な解説も充実している。質感の出し方やディテールの表現など、段階を追ってわかりやすく説明をしている実践的な技術書である。
01 描く前に・準備するもの・紙による違い・まとめ
02 とにかく描いてみよう・丸、三角、四角・並び方をかえてみよう
・三角と四角で家を描く・四角をつかって車を描く・チューリップを描いてみよう・木を描いてみよう・まとめ
03 簡単なものから描いてみよう・葉っぱ・まねして描いてみよう・リンゴ・えんぴつ・お手本 家・船・車・野菜とくだもの・まとめ
04 細かい部分を描く・飛行機・メロン・犬・ウクレレ・お手本 ・野菜・花・トートバッグ・ポット・家・まとめ
05 上級編のテクニックをマスターする・上級編のテクニックについて・カゴの目の表現・チェックの柄
・マフラー・ブロッコリーの質感を出す・グラデーション・食パン・グラデーション・きつね・色をまぜないテクニック・くつした
・細かい表現・糸巻き・お手本 ・服・植物・動物・雑貨・椅子・ファッション
【著者紹介】
米津 祐介:1982年東京都生まれ。東海大学教養学部芸術学科卒業後、2005年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入選。2007年、絵本『Bye-Bye Binky』出版(minedition)をはじめ、毎年海外で絵本を出版し、2011年には絵本『Moving Blocks』(minedition)を上梓した。絵本により翻訳国は異なるが、アメリカ、イタリア、フランス、ドイツ、フィンランド、南アフリカ,ギリシャ、オランダ、韓国、ロシアなどグローバルな国々で翻訳されている。国内では雑誌や書籍、雑貨のイラストレーションを中心に活動中。 URL=http://yonezoo.com
内容説明
プロのお手本をマネして描いてみよう。クレヨン画の描き方のコツが見るだけでわかります。
目次
描く前に
かんたんなモノから描いてみよう
ちょっと複雑なカタチを描いてみよう
応用テクニック「ひっかく」
ひっかいて描いてみよう
見ながら描いてみよう
著者等紹介
米津祐介[ヨネズユウスケ]
1982年東京都生まれ。東海大学教養学部芸術学科デザイン課程を卒業後、2005年にイタリアのボローニャ国際絵本原画展で入選。国内では雑誌や書籍、雑貨などのイラストレーションを中心に活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
アナクマ
如月やよい
たいきち
さぁちぃ(積読本消化中…)