内容説明
黄金色の細いブラとバタフライの食いこんだ肉がちぎれそうに揺れる。若くグラマーな美女のストリップかと思われたショーは、そんなありきたりのものではなかった…。表題作『ニードリッパー』をはじめ、十二編の奇妙な味の小説で演じられる“菊地秀行・怪奇劇場”へ、ようこそ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
41
12編収録の作品集。あとがきによるとホラー短編集ということであるが、直接的に幽霊や怪物の出てくる話はほとんどない。異様なシチュエーションで始まって不思議な終わり方をする作品群で、怖いというより奇妙な味がする。省略の仕方が極端で意味のわかりにくい場面が多く、ちょっと難儀。軽いエロティックな要素を含む作品もある。「出来そこない」はちょっと活劇調で、著者お得意の伝奇アクションを思わせる。SMホラー?と思いきや、意外なオチの表題作「ニードリッパー」、タイトル通りコミカルな「ゴリラ男の性生活」などが特に印象が強い。2026/06/29
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