じっぴコンパクト文庫
「その後」の三国志

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408456805
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C0121

出版社内容情報

諸葛孔明の没後に、本当のドラマが始まる! 暴虐と謀略の渦巻く歴史を解き放つ、真の三国志ファン必読の一冊!

内容説明

動乱の三国を束ねた英雄・司馬炎を操る影の男が存在した!?二代に渡り蜀を支えた希代の軍師・諸葛孔明という男の生き様、自らを燕王と称し、魏からの独立をはかった公孫淵の反乱の顛末、戦わずして降伏を決めた、暗愚な皇帝による大国の滅亡―。孔明没後から、魏・蜀・呉の隆盛と滅亡、果ては晋の興亡に至るまで、今まで光の当たらなかった三国志の「その後」に潜む、大いなるドラマの全てを徹底解説!ようこそ、三国志のさらに深き「その後」の世界へ―!

目次

序章 三国志とは何か?
第1章 三国時代の形成
第2章 第二世代の躍動
第3章 三国時代の終焉―最後に笑ったのは誰か
第4章 晋の武帝司馬炎を巡る光と影

著者等紹介

渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。現在、朝日カルチャーセンター、早稲田大学エクステンションセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

10
今やあまり珍しくもなくなった孔明死後の三国志(正確には劉備死後から)。正史ベースで、晋の統一までではなく八王の乱勃発まで書かれている。三国を統一した司馬炎が英雄ではなく、楊駿の傀儡だったというのは面白い。晋統一後は30ページ程度と少なめでしたがあまり書かれない時代なので面白く読めました。あまり詳述されているわけではないので簡潔で読みやすかった。流れを追うには十分でした。2018/04/13

コホーー

0
本書を読む前、三国志の最後は、名の知れた武将が次第に死んでいき、魏の司馬懿の孫の司馬炎が魏・呉・蜀でもない晋を建国→物語終了というくらいの認識しかなかったが、本書はそれに至るまでの陰謀・駆引き等が主な内容。登場人物が多いうえ、似た名前も多く、誰が誰なのか把握しきれないまま読み終えてしまい、自分的には若干消化不良気味。印象に残ったのは、陸遜の子の陸抗が父に似た勇将であったこと、司馬炎自体が皇后の実父に権力を掌握(傀儡)されていたこと、晋国建国後も権力闘争が続いていたことなどかな。2020/02/28

アーキー

0
★★★☆☆  722020/02/15

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