じっぴコンパクト文庫<br> 逆境を越えてゆく者へ―爪先立ちで明日を考える

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逆境を越えてゆく者へ―爪先立ちで明日を考える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408456645
  • NDC分類 159
  • Cコード C0130

出版社内容情報

国際連盟事務局次長として世界から尊敬されていた新渡戸稲造。100年を経ても心に突き刺さる、「新渡戸哲学」の真髄を一冊に。

内容説明

世界的名著「武士道」の著者であり、「われ太平洋の架け橋とならん」という言葉で知られる、教育者・農学者の新渡戸稲造博士。本書は、新渡戸稲造博士の名著『修養』『自警』から、「苦難の時をいかに生きるか」をテーマとして項目を精選。明治・大正の人々に大きな感化を与えた新渡戸博士の教えは、今もまったく色あせることはなく、いかに生きていくべきか、いかに困難を乗り越えていくか、そのためには日々、どんな心得を持ち、修養すればいいのかを、すべての世代に向けてあたたかな目線で説いています。

目次

第1章 逆境を越えてゆく者へ(『修養』第十章より)
第2章 人生の危機は順境で起こる(『修養』第十一章より)
第3章 決心を継続していくということ(『修養』第四章より)
第4章 四つの力を貯蓄する(『修養』第八章より)
第5章 臆病を克服する工夫(『自警』第五章より)
第6章 人生の決勝点(『自警』第十一章より)

著者等紹介

新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862年(文久2年)盛岡に生まれる。明治8年(1875年)東京英語学校に入学、その後農学を修めるため1877年(明治10年)札幌農学校に二期生として入学、1881年(明治14年)同校卒業。在学中に洗礼を受け、キリスト者となる。開拓使などを経て、1883年(明治16年)東京大学に入学するも翌年退学し、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学、さらにドイツで学ぶ。1891年(明治24年)帰国し、札幌農学校教授に就任。1901年(明治34年)台湾総督府技師に任ぜられる。明治39年(1906年)より7年間、第一高等学校校長の職を務め、東京帝国大学教授も兼任する。1918年(大正7年)東京女子大学初代学長に就任。1920年(大正9年)国際連盟事務局次長就任。1928年(昭和3年)女子経済専門学校初代校長に就任。1933年(昭和8年)カナダで開かれた太平洋会議に出席後、同国ビクトリアにて病没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デューク

5
「善い行いは実行に移す。そして実行に移すとき「ここだな」と力を込めて行う」。明治から昭和にかけて、教育者をはじめとして幅広い領域で活躍した筆者による、逆境における心の持ち方論。 優しく語りかけるような、それでいて力強い言葉の数々には勇気をもらえること請け合い。「かくありたい」と自然に思わせてくれる、珠玉の言葉と、それを通じて浮かび上がる筆者の人柄には背筋を正される。心に留めておきたい言葉、座右としたい言葉ががきっと見つかる一冊。いちおし2016/05/30

のっぽ

4
新渡戸稲造の『修養』『自警』からエッセンスを抜き出して現代語訳でまとめたもの。なるほどと思わず頷いてしまう金言が詰まった一冊。心に残ったのは「ここだな」の観念。「自分が志を立てたことに接したら『ここだな』と思いさえすれば、志は継続され目的を達することができるはずだ」とのこと。引用されていたゲーテの「急がず、休まず」も真理を突いた言葉で心に残る。身も心も背筋を伸ばして生きようと思った。これを当面の志にして、「ここだな」の観念で継続しよう。2022/09/03

よし

4
岩手出身の新渡戸稲造が青少年の精神修養と人格鍛錬をテーマに描いた記事をまとめた「修養」及び「自警」。この二冊から東日本大震災をはじめ逆境にある人を応援することを目的に再精選した本。日常の立ち振る舞いやものの見方の在り方について、自分の経験も交えながら分かりやすく語られています。人生を織物にたとえ、経糸となる志、横糸となる日々の実行の両方が必要だという点、長期的な視点に立ち計画的に「金銭」「体力」「知識」を蓄えることが大切だという点が心に残りました。少し新渡戸稲造が近くなった気がします。2018/01/11

さくらんぼ

1
初新渡戸稲造さん。恥ずかしながら彼についてよく知らなかったが、やはり最期まで教育に尽力された方だったんだなーた思う2017/09/30

Masaki Iguchi

0
少し爪先立ちをして前を見る。試練は天が自分を見捨てていない証拠。順境のときに調子に乗らない、しなくてもいいことはしない。人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。怠らず行かば千里の外も見ん牛の歩のよし遅くとも。知力と意志の力の均衡。身体は心情をあらわすから、隠すことはできない。他人に勝る→人を服従させる→自分の意志を遂げる。2023/10/07

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