じっぴコンパクト文庫
国道?酷道!?日本の道路120万キロ大研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408456539
  • NDC分類 685.21
  • Cコード C0125

出版社内容情報

超人気廃道サイト『山さ行がねが』ヨッキれんによる「道路がわかる本」。文庫化にあたり、道路が見せる姿について大幅加筆。

内容説明

道路なんて、通れて当たり前。家の前にもある、あまりにありふれたもの。だから、道路に気を留めたことがある人なんて、いないかもしれません。でも、時にスキがあり、道路はファニーな表情を見せてくれます。国道なのに通行困難な「酷道」、クルマが走れない「海上国道」、トンネルの脇に見える小径・「旧道」…。本書を読めば、毎日歩いている、あるいはクルマで走っているあなたの家の前の道が、そしてドライブ途中の風景が、まったく違って見えるようになりますよ!

目次

序章 「道路」に感じる長年の疑問
第1章 「道路法」で定義される道路
第2章 「道路法」にない道路
第3章 道路法制の変遷 道路の魅力の源泉
第4章 道路で出会う風景
第5章 道路で出会う「不思議な」表情

著者等紹介

平沼義之[ヒラヌマヨシユキ]
1977年千葉県松戸市生まれ。大学中退後に就職。2000年、WEBサイト『山さ行がねが』を開設。2007年、住み慣れた秋田を離れて東京都日野市へ単身転居。活動の軸足を関東に移すと同時に、廃道で生計を立てる日本初のプロ・オブローダー(廃道研究者。自身も執筆に加わる廃道専門WEB雑誌『日本の廃道』による造語)を目指しはじめる。「横須賀トンネルツアー」のガイドも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

103
日本の道路について法制からエピソードまでを網羅した道路の本。◆小学校高学年の頃、クルマに興味を持ち始め、学校で使っていた地図帳と、父が揃えていた道路地図を頼りに、各国道の起点と終点を調べた記憶がある。最初から困難を極めたその作業であったが、国道59号線が見つからずに断念した。何十年もの時を経て本書を読んでその謎が解明した。法整備の過程で国道59~100号線は欠番になっていたというだけのことである。なんかスッキリしたなぁ。◆道路に興味ある方には必ず解を出してくれそうな本だ。2020/03/14

takaC

55
実日コンパクト新書版にはなかった「国道?酷道?」が書名に追加されたけどそれから想像する内容とは少々違うと思う。でも十分面白くとても勉強になる内容で大いに満足。2016/02/13

ジンベエ親分

40
著者は「山さ行がねが」という圧倒的な情報量と変態的な(褒め言葉笑)"廃"への愛に満ち満ちた廃道、廃鉄道、廃隧道及び廃橋の探検・調査サイトの管理者。本書はその「基礎知識編」とも言うべき、道路という土木建築物の法・行政的な背景や制度を解説書で、webでの変態じみた愛と熱に溢れた文章(褒め言葉!)は影を潜めてはいる(笑) が、第三章の道路行政の歴史解説あたりから第四章の橋やトンネル、標識の解説あたりで著者の溢れる愛が文章の背後に影を見せ始める(笑) 普段何気なく通っている道路の見方が変わる面白さを持った本だよ。2019/01/11

壱萬参仟縁

29
図示、写真多用。冒頭から酷い国道289号はクルマなど通れないため、標識撤去。国道指定解除(11頁上の写真)。5角形案内標識は初めて見た(65頁写真)。日野市独自標識らしい。国道152号は通行不能のため、林道が案内されているという(87頁写真)。農水省や環境省も道路を造っているとは。国道418号は酷道だが(223頁)。今はTNできているので、昔の道じゃないか? 2016/03/06

shamrock

15
どんだけ道路好きなんだよ。日本の道路の歴史と基礎知識が手にはいる。けども、とても覚えられん。これは愛だ。2019/02/19

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