出版社内容情報
時代劇は嘘ばかり? 将軍の一日から大奥の実態、武士のしきたりや庶民の暮らしぶりまで、江戸の実像がわかる!
内容説明
一概に江戸時代といっても、約二百六十年の治世の中では、文化も街並みも様変わりしています。家の造りやちょん髷でも、江戸時代前期と後期では違います。しかし私たちが時代劇で観る江戸は、いつも同じ。果たして本当の江戸とはどのようなものだったのでしょうか?時代考証家である著者が「たった一人の将軍様のお食事に二百人」「ねずみ小僧は盗んだ千両箱を担げたか?」など、将軍の一日や武士のしきたり、庶民の暮らしぶりなど、江戸の日常を面白く解説します。
目次
第1章 世界一の都市・大江戸八百八町
第2章 粋な江戸っ子は冬でも褌で過ごした―江戸町人の暮らしぶり
第3章 遊女が町娘たちのファッションリーダー―江戸を彩る女性たち
第4章 五つの単語で事足りる将軍のお仕事―将軍の生活と大奥の秘密
第5章 江戸時代のサラリーマンはお辞儀を猛特訓―武士のお作法
第6章 近藤勇の給料は、現在の総理大臣より上?―幕末のヒーロー
第7章 時代劇は、どこまで忠実か?―知って納得時代劇の裏側
著者等紹介
山田順子[ヤマダジュンコ]
1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。CMディレクター、放送作家を経て時代考証家となる。1982年から『クイズ面白ゼミナール』(NHK)の歴史クイズの出題・構成を担当。以後多くの番組の時代考証と構成を担当。自らもテレビ出演や講演会などで歴史解説を行ない、江戸東京博物館の『ぶらぶら町人』などのイベントやテレビCMの時代考証も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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