じっぴコンパクト新書
阪急沿線の不思議と謎

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408455495
  • NDC分類 686.216
  • Cコード C0225

内容説明

阪急電鉄沿線にひそむ地理・地名・歴史の意外な真実や、おもしろエピソードが満載。読めば、ふだんなにげなく見ている駅や沿線風景が違って見えてくる!阪急沿線のことがもっと好きになる一冊。

目次

第1章 由来を知れば行きたくなる!駅名・地名おもしろルーツ(京都随一のビジネス街「烏丸」、どうして「る」は発音しない?;風流の観光地・嵐山 じつは「天候」とは無関係!? ほか)
第2章 知れば知るほどおもしろい!阪急電鉄の不思議(創業一〇〇年を迎えた阪急電鉄、その歴史を一気に振り返る;沿線に住宅街をつくる発想 じつは阪急がパイオニア! ほか)
第3章 毎日乗っているのに意外と知らない!?阪急不思議路線図(三複線中、京都本線だけが一段高くなっているのはなぜ?;桂駅にある謎の乗り場「C号線」ってなんだ? ほか)
第4章 歩けばわかる!沿線に刻まれた不思議マップ(観光客で賑わう新京極通、もともとは寺院街だった!?;住宅街が広がる西院駅一帯は怨念渦巻く魔界の地だった!? ほか)
第5章 一度は行ってみたい!阪急沿線珍名所案内(驚きをもって迎えられた日本初の動く歩道;境内に溢れる亀の姿、これってどうして!? ほか)

著者等紹介

天野太郎[アマノタロウ]
兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程(歴史空間論・人文地理学)ならびに同研究科助手を経て、同志社女子大学教授。幅広く地域形成に関わる事象に関心を持ち、近年では京都の観光、近代の植民地の都市構造、街道の歴史などについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

30
阪急沿線に住んでるので何となく手に取った本。そんなにマニアックでもないので住んでたら普通に知ってることもちらほらありながらといった感じ。2015/05/09

烟々羅

14
紀伊国屋書店梅田本店、すなわち阪急電車改札の階段下で目線の位置に縦に積んであるのを発見。やはり、これから阪急に乗ろうというときについ手に取るのだろうな。 京都の娘に会いに行くときに、渡すために購入。特急の40分では微妙に読みきれず、最後10分ほど渡す寸前に流した。 香里園出身の亡父が時刻表と車輌のマニアで、本棚からあれこれ読んでいたので八割くらいは知っていた。一割は最近になって出だした戦前・戦中のはなし、一割はここ十余年での新駅や駅名変更、施設改善。 娘に「阪急の車内で読むと楽しいよ」と自信をもって渡せた2015/07/29

たかしくん。

13
備忘としては。阪急百貨店始め、阪急が首都圏に進出する背景には、関西エリアの人口減少にあり。かつて昭和初期に、西向日町から草津、鈴鹿山脈を通って、金山に繋ぐ、名古屋急行電気鉄道の計画があった。2020/03/22

ちい

2
面白いエピソードとそうでないもののムラがあり、本に出来るよう、無理矢理ひねり出したものもあるのではと思えてしまう。個人的には巻頭綴じ込みの昭和と大正の沿線古地図に初っぱなからテンションが上がりすぎ、読み進むにつれ萎んでしまった感。とはいえ、普段からお世話になっている阪急電車。人に言いたくなる情報もあり、勉強になりました!2017/06/02

ぽっぽっぽ

2
阪急電鉄のピックアップした駅ごとのうんちく本。この本はかなり気に入った。私が沿線の住人で贔屓にしているのもある。それを差し引いても、阪急電鉄は、全国的に見て、私鉄繁栄のモデルになっている有数の鉄道会社だ。そのルーツを探っているようで、読みながら洞窟探検のようなワクワクが止まらなかった。2016/01/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9712662
  • ご注意事項