内容説明
スティーヴン・ファージング教授が選んだ1001点の絵画すべてをカラーで掲載。古代エジプトの壁画から現代の西洋絵画まで、全てを紹介する。これまでに生み出された絵画の中でも特に記憶に残るもの、頭から離れないもの、力強いもの、重要なもの、物議を醸したもの、また目を奪われるものの中から精選した1001点を掲載。20世紀と21世紀の作品も400点以上紹介。現代の美術館で新しく見出されたものも含まれる。
目次
1400年代まで
1400年代
1500年代
1600年代
1700年代
1800年代
1900年代
2000年代
著者等紹介
ファージング,スティーヴン[ファージング,スティーヴン] [Farthing,Stephen]
画家であり、ロンドン芸術大学でルースティン・ホプキンス研究教授として素描を担当している。1990年にはオックスフォード大学ラスキン・スクールの学長、およびオックスフォード大学の聖エドマンド・ホールの客員研究員に選任された。1998年にはロンドンのロイヤル・アカデミーの会員に選ばれた。2000年にはニューヨーク・アカデミー・オブ・アートの学長に就任。1977年から美術を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
92
なんか最近「死ぬまでに観ておきたい」って入ってるタイトルがやたら多いのが気になる。でも人間いつか必ず死ぬし、限られた時間の中どれだけの素晴らしいもの、本物を目の前にできるだろうと思うと、本当は本で観るよりまずは旅に出ないと!と思うのだけど、そう簡単に出かけてもいられないとき、まずはどんな絵画を誰が描いているかを知り、眺めるだけでも少し満足できたりする。古代エジプトの壁画から現代の西洋絵画まで、スティーヴン・ファージング教授が選んだ1001点。年代順に並べられているので絵画の歴史がとてもわかりやすい。2013/08/20
シャトル
49
図書館リクエスト申請して2か月以上かかり手元に届いた代物。読んだというよりも眺めた!と表現したほうが的確。でもすごく幸せな気分になれました。本文960ページにわたり紀元前15世紀〜2010年まで制作年順に1001枚の絵画が収録。これは購入して蔵書に決定。ちなみに表紙がクリムト「接吻」、背表紙にフェルメール「真珠の耳飾りの少女」、中表紙裏にミレイ「オフィーリア」という究極の編成は嬉しい。初版発行2013年2月28日 編者スティーヴン・ファージング 【追記】2014/04/20 購入2014/04/09
ひこかつ
35
図書館にて。借りるのも躊躇するほど重たい本(^_^;) でも、内表紙(挿絵)に、大好きな「オフィーリア」が載ってて、思わずお持ち帰り(*^_^*) 昔、絵画展に随分通ったけど、知ってるのは3~4割程度。 実際の絵はかなり大きいのに、この中の絵は小さすぎてナカナカ良さが伝わりませんね<`~´> でも、手元に置いときたい・・と思っちゃいます(^^♪2015/07/16
あかくま
23
「良い絵は人に似ている。写真でもある程度の様子はわかるが、本当の姿を知るためには時間をかけて知り合わねばならない」(「はじめに」p9)そのためのガイドブックとして、手元に置きたい本です。美術館への旅のお供にするには重すぎますが・・。私は絵画と文字が同じページにあると、ついつい絵よりも字を読んでしまうので、まず字を手で隠して絵を見て、それから解説を見るという読み方で眺めました。絵の部分はかなり小さいので、実物に会いに、美術館へ出かけたくなります。死ぬまでに、何枚の絵に会えるかなあ。 2014/05/06
ミーナ
17
紀元前1400年から現在に至るまで、古今東西 珠玉の名画を集結した至高の1冊。寝る前に少しづつ。お気に入りにしおり。不足してレシート投入。「あの画家が入っていないなんて!」とか「この人の作品ならこっちを載せてよ」とか、言いたいことはいろいろあるものの、素晴らしい1冊。紀元前60年の「ディオニソスの秘儀の場面」は色の鮮やかさが圧巻。傾向として好きな画家はライスダ-ルとホーホストラーテン。キャンベルのスープもあってうれしい。1ヶ月に1枚リアで見ることができたとしても、全部見るには84年。命って悲しいほど短い。2015/03/28
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