内容説明
今だからこそ読み返したい、日本最古の歴史書に込められた国作りへの思い。歴史天皇が残さなければならなかった国生みと大和統一の「史書」から、皇室権力確立への道筋を探る。
目次
第1章 古事記を読む前に知っておきたい知識
第2章 高天原の神々と天地創造
第3章 葦原中国を治める建速須佐之男命一族
第4章 天照大御神による地上界統治
第5章 大和統一と皇室の誕生
第6章 政権確立で隆盛を誇る皇室
著者等紹介
三橋健[ミツハシタケシ]
1939年、石川県金沢市生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程修了。神道学博士。國學院大學神道文化学部教授及び同大学院教授を経て、同大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miaka
1
古事記は知っているけど、ちゃんと読んだことが無かったので借りて読みました。 結果、名前が覚えきれない! その場では覚えているけど、駄目だわ。2017/07/12
eiko
0
わかりやすい2017/10/21
chie
0
系統図が何か所も挿入されていて分かりやすく読めました(神様の名前は長い・似ていて文章だけだと混乱しやすいので)。日本書紀との比較も興味深かったです。2016/08/16
紗々姫
0
図書館。古事記が気になって借りた本。なかなか面白かったです。名前が長くて難しい…。2014/05/11
shu_reading
0
日本最古の歴史書である古事記の概略説明と内容について簡潔に記されている。なぜ独自の表記方法で書かれているか、なぜ同じ時期に日本書紀と二つの歴史書が編纂されたのか、構成はどうなっているか、現代にもつながる内容がわかりやすく書かれていたり、想像以上に面白かった。たまにこういう歴史に関する本を読むのもいいなと思う。2014/01/23