内容説明
謀反、争乱、お家騒動!真相は血筋と姻戚関係に隠されていた。聖徳太子と蘇我氏。紫式部と藤原一族。織田信長と平氏。徳川家康と源氏。家系図から垣間見える歴史の真実と虚構!歴史を紡いだ人の縁、民族の絆の秘密。
目次
第1章 古代編―天皇家の血脈を巡る権力闘争(古代史と系譜―天皇の権威を狙い、皇位継承争いに明け暮れた古代;継体天皇―古代の天皇家は王朝交代をしていた!?;蘇我氏の台頭―蘇我氏の権力基盤を生み出した稲目の策略 ほか)
第2章 中世編―武士の争いを縛り続けた源平の呪縛(中世と系譜―武士の棟梁源氏と平氏の血統が交互に天下を握った時代;平清盛落胤説―清盛異例の出世の秘密とは?;平氏政権―藤原摂関家の手法を踏襲した清盛流権力掌握術 ほか)
第3章 近世編―下克上の時代に求められた貴種の血統(近世と系譜―より高位の血統を求め生き残りをかけた大名たちの時代;北条早雲―下剋上の代名詞は、じつは超エリートだった!;毛利元就―毛利家を中国地方一の大国へと変貌させた養子・婚姻戦略 ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。静岡大学名誉教授。NHK大河ドラマ「秀吉」「功名が辻」「天地人」「江」の時代考証を担当するなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる坊
19
今まで日本の歴史を動かしてきた人たちは、基本的に朝廷のお墨付きを受けているんだと思った。特に藤原氏や源氏・平家は血で血を争う闘いを数多くしてきていて、数々のドラマがあり面白いと思った。今も実はその血は途絶えてなくて、現代の誰かに受け継がれてるんだろなー2015/03/05
ころころ
1
また違った角度から物事が捉えられて面白かったです。 近代史もあったらいいな~!2013/08/05
Natsu Ito
1
系図見るの大好きな私…タイトル見て即買いしました。 ちょっと違った観点から歴史を学ぶことができました。 興味深い一冊でした。2012/07/28
6だ
1
51の系図を中心に天皇家や将軍家の後継争いや権力闘争といった歴史的事件を解説。ただし、一つ一つの出来事への踏み込みが浅く、ちょっと詳しい教科書レベルで、日本の歴史に関する基本的知識を得たい場合に向いてる入門書といった感じ。51件目の系図が「伊能忠敬」というのもちょっと驚いた。作者が好きな人物だったりするのだろうか?2012/06/24
かずさん
0
思わぬつながりがあって、面白かった。2015/08/13




