土俵の矛盾―大相撲混沌(カオス)の中の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408453507
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

大相撲の問題点をひとつずつ明らかにし、明るい未来に向けて解決へ導くには…?土俵を誰よりも愛する魂の男からの提言書。

目次

第1章 大相撲の世界―大相撲は「大相撲」(大相撲の真髄は武士道;かすかに残る人情相撲;スポーツとはいえない大相撲;魅せる伝統芸能;厳粛なる神事;国技というより日本の象徴;大相撲は社会の縮図;見所1 床山は無形文化財)
第2章 大相撲の仕組み―大相撲の仕組みはカオス(不思議な新弟子検査;番付けこそすべて;多種多様の相撲部屋;外国人力士と日本人力士;師匠から学んだ交際術;横綱の品格心・技・体;日本相撲協会と年寄名跡;占拠と派閥、男の嫉妬;見所2 行司は神とのつなぎ役)
第3章 大相撲の不祥事―大相撲に必要なもの(背景にあるもの;死を招いたかわいがり;法律違反の大麻;暴力団との野球賭博;八百長相撲と呼ばれて;価格不明の年寄名跡;責任の所在と処分;大相撲の歩みは日本の歩み;見所3 呼び出しは名人芸)
第4章 土俵の充実―改革は自らの手で決断(力士はやせてこそ強くなる;相撲人口の底辺の拡大;師匠境川理事長の改革;鍵を握る年寄名跡の扱い;公益法人化へのハードル;伝統を守る創意工夫;積極的、攻撃的な改革;力士に必要な自己演出;見所4 赤い提灯の相撲茶屋)

著者等紹介

舞の海秀平[マイノウミシュウヘイ]
昭和43年2月17日青森県出身。日本大学経済学部を経て、平成2年夏5月出羽海部屋に入門、初土俵を踏む(幕下付け出し)。平成11年11月九州場所後引退。平成の牛若丸、技のデパートの愛称で親しまれた。元小結。現在、NHK大相撲解説者。スポーツキャスター・講演会等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シュラフ

24
"天下の暴論か"もしくは"真実の正論か"。分かりやすく言えば、八百長事件について相撲のことをよく知らない外部の人間ががたがた言いすぎるな、ほっといてまかせておけ、と言っている。この書き方は下手をすると"ムラ社会の論理か"と事情をよく知らない読み手には誤解されそう。この八百長事件については、玉木正行の『「大相撲八百長批判」を嗤う』が対話形式でより丁寧な問題分析を行っているので関心のある方には一読をおすすめしたい。たしかに幼稚な正義が伝統を壊してしまうのでは、その世界で身体をはって生きる人間には耐え切れない。2016/08/17

makimakimasa

10
無気力とは違う人情相撲など、白黒つけない大相撲の曖昧さや閉鎖性を肯定。貴乃花最後の優勝で敢えて武蔵丸を称える件、単なる勝負や格闘技ではない奥行を感じる。四股は大地の邪気を払い五穀豊穣を祈る。各藩のお抱え力士が文明開化の裸体禁止令を経て、M17年天覧相撲で人気復活。神事、芸能、興行、競技性を併せ持つ伝統文化は、髷や装束など江戸の生活を生身で残す時代のテーマパークという。頭部シリコン話の顛末に弟子1人180万の育成費支給、東>西やタニマチや横審の由来はトレビアだった。平均体重130㎏台がバランス最高との見解。2021/01/20

とし

5
一度国技館に行ってから相撲にはまってしまい、巡業も見に行きました。 ”「大相撲」は神事や伝統文化・芸能であり、競技性のある技の出し合いを興行として行っている。”きっと世の中、スポーツと思っている人が多いのだろうなあ、もっとみんな知ってほしい。力士でもそう思っている場合もあるんじゃないかなあ。 曖昧さも矛盾も受け入れて見ると、伝統の様式美、そして勝負まで楽しめるのです。全て今まで通りでなくても、神事・伝統芸能として残っていってほしい。2012/10/19

mitsuya

5
大相撲はスポーツではない、という主旨は私の持論と同じ。全体として納得できる内容。年寄名跡の改革についてはずいぶん踏み込んだ主張をしていてびっくり。ただ、大相撲関係者にはありえない誤記(年寄名の書き方など)があって残念。編集者しっかりしてほしい。2012/07/21

anken99

4
現役時代はワザのデパートとして知られ、引退後は解説者として、角界に外側から関わり続けている舞の海の著書。さまざまな不祥事に揺れる角界に対して、自分なりの提言をおこなっている。それなりにはっとする意見も多いのだが、やはりどうしても歯切れが悪いところは仕方ないか。これは編集上の問題だろうが、誤字が少々多いのも気になった。ちなみに、ブックオフで購入したが、なんと本人のサイン本だった!お宝か。2013/12/04

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