内容説明
大相撲の問題点をひとつずつ明らかにし、明るい未来に向けて解決へ導くには…?土俵を誰よりも愛する魂の男からの提言書。
目次
第1章 大相撲の世界―大相撲は「大相撲」(大相撲の真髄は武士道;かすかに残る人情相撲;スポーツとはいえない大相撲;魅せる伝統芸能;厳粛なる神事;国技というより日本の象徴;大相撲は社会の縮図;見所1 床山は無形文化財)
第2章 大相撲の仕組み―大相撲の仕組みはカオス(不思議な新弟子検査;番付けこそすべて;多種多様の相撲部屋;外国人力士と日本人力士;師匠から学んだ交際術;横綱の品格心・技・体;日本相撲協会と年寄名跡;占拠と派閥、男の嫉妬;見所2 行司は神とのつなぎ役)
第3章 大相撲の不祥事―大相撲に必要なもの(背景にあるもの;死を招いたかわいがり;法律違反の大麻;暴力団との野球賭博;八百長相撲と呼ばれて;価格不明の年寄名跡;責任の所在と処分;大相撲の歩みは日本の歩み;見所3 呼び出しは名人芸)
第4章 土俵の充実―改革は自らの手で決断(力士はやせてこそ強くなる;相撲人口の底辺の拡大;師匠境川理事長の改革;鍵を握る年寄名跡の扱い;公益法人化へのハードル;伝統を守る創意工夫;積極的、攻撃的な改革;力士に必要な自己演出;見所4 赤い提灯の相撲茶屋)
著者等紹介
舞の海秀平[マイノウミシュウヘイ]
昭和43年2月17日青森県出身。日本大学経済学部を経て、平成2年夏5月出羽海部屋に入門、初土俵を踏む(幕下付け出し)。平成11年11月九州場所後引退。平成の牛若丸、技のデパートの愛称で親しまれた。元小結。現在、NHK大相撲解説者。スポーツキャスター・講演会等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
makimakimasa
mitsuya
anken99
ao-king