内容説明
「蹴上という地名は源義経の残忍さを伝える?」「異様に恐ろしい地名・閻魔前町の由来は何?」「大文字の“大”の字は国土地理院の地図にも載っている」「古代の京都には琵琶湖に次ぐ大きさの湖があった!」「二条城はふたつある!?」…など、京都の地理や地名、地図に隠された、古代から現代まで意外な歴史のエピソードを紹介。ただ観光するだけではわからない、思わずうなってしまう京都の雑学ネタが満載の本。
目次
第1章 不思議地図―京都の謎を歩く(地図の右側に「左京区」左側に「右京区」がある不思議;京都独特の住所のあらわし方「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」ってなに? ほか)
第2章 新名所案内―ガイドブックに載らないもうひとつの京都(いまも残る志士たちが駆け抜けた幕末の京都;東寺はあるのになぜか西寺が存在しない理由 ほか)
第3章 魔界案内―京都ミステリースポットをめぐる(鳥辺野―人々の亡骸が野ざらしにされた風葬の地;養源院―手形や体の形の血痕が天井に浮き上がる ほか)
第4章 珍名・奇名―ユニーク地名のルーツをさぐる(今も地名に残る「口」とは何を指しているのか?―京の七口;天使を突き抜けてしまう?なんとも大胆な地名―天使突抜 ほか)
第5章 歴史地図―都誕生の陰に“地の利”あり(日本三景のひとつ「天橋立」の建設日数はなんと三五〇〇年!;琵琶湖に次ぐ大きさ―かつて京都に巨大な湖が存在した? ほか)
著者等紹介
森谷尅久[モリヤカツヒサ]
1934年、京都市生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了。都市文化史、生活文化史、情報文化史を専攻。京都市歴史資料館初代館長、京都市文化財保護審議会委員、平安遷都1200年協会理事、京都大学講師、栗東市芸術文化会館館長などを経て、武庫川女子大学名誉教授。京都の文化、祭事、歴史、風俗についての第一人者であり、京都検定公式テキストの監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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