内容説明
航空券も宿泊代もついていて「この値段?」で旅行会社は儲かるの?なかなか航空会社や宿泊ホテルが決まらないのは?スケジュール表からツアー内容を事前に読み取る。etc.失敗知らずのツアー選び情報がいっぱい詰まっています。
目次
第1章 旅行会社の仕掛ける「格安」戦術
第2章 宿泊費と航空費の徹底研究
第3章 本当にいい旅を選ぶ基準を知ろう
第4章 エリア別ハワイ実践編
第5章 エリア別アジア実践編
第6章 エリア別ヨーロッパ実践編
第7章 エリア別アメリカ実践編
著者等紹介
西舘彰芳[ニシダテアキヨシ]
1956年生まれ。講談社「Hot Dog Press」マガジンハウス「POPEYE」編集を経てリクルート海外ガイド「旅術」編集長。以降「エイビーロード」をはじめ各社ガイドブックの編集、科学番組の作家、Mac誌や携帯ムックの制作などに携わる。(有)ノーション主宰
永松仁[ナガマツジン]
銀座の画廊にて企画、プランニングを担当。その後、出版業界に足を踏み入れ、海外旅行情報誌やガイドブック制作などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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金平糖
7
格安ツアー参加前に読みきれず、行き先の「実践編」だけ押さえ旅立ち、帰国後読了。大手旅行会社の格安ツアー専科なので、推察が多く証明され(やっぱりな…)と、いった感じ。ただ、ホテル周辺に同属企業を集結させているとは知らなかった。嬉しかったのは、参加済みの【メジャーキャリア+中国五つ星ホテル】ツアーがお得のお墨付きだったこと。ただ、領土問題勃発前の2010年の刊行の為、中韓に関しては事情が変化していて、複雑な心境。入国時の写真と指紋押捺でハワイを含むアメリカを敬遠していたが、私だけではないんだなあと思った。2013/08/30
Nobu A
6
休刊した「エイビーロード」等複数の旅行雑誌の編集長と旅行ガイドブック製作者の共著。業界通だけあって旅行業界裏事情や格安を含むパッケージツアーのカラクリや旅行会社を利用する際の留意点が満載。2010年初版。情報の古さは否めないが、有益で面白い。今は旅行ネットサイトも随分充実し、個人的には比較下調べするのも楽しみの一つ。それに、英語は問題ないが、目的地の言語を前もって少し勉強して、現地で通用するか試すのも旅行の醍醐味だと思う。両方とも時間の余裕があれば、の話だが。いずれにしろ、旅行は準備から色々と楽しむもの。2019/07/31
BEAN STARK
6
格安ツアーって得するイメージあったけど、この本を読んで変わった。実は得しているのは逆で、客はお金を使わされている。3つもスケジュールが入っているのは回らされている印象。2017/08/15
Hiroki Nishizumi
5
なるほど、と感じた。参考になったよ。2013/08/08
Yasomi Mori
3
パッケージツアーの商品設計の裏側を解説する一冊。2010年発売でやや古い情報もあるが、旅行会社の試行錯誤が垣間見えるとともに、旅行者として賢い商品選択のポイントが分かり参考になる。「格安」を実現するために犠牲にされているもの(快適さや旅の醍醐味)の内実はもっと周知されてよい。旅行予約サイトが価格以外の比較軸を作れていない、という課題感も共感します。2020/04/30