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アフリカサッカー―歓喜と苦悩の50年

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408452821
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

「欧州移籍を夢見る少年たち」「呪術合戦」「負ければ厳罰!?」大陸中で愛されているサッカーの歴史と社会背景を興奮と熱気とともに描き出す渾身のノンフィクション。

目次

ワールドカップ、アフリカへ
アフリカは輝く「原石」の宝庫だ
白い呪術師―アフリカ外国人監督列伝
カメレオンの足―プレースタイルが生んだアフリカ・サッカー用語
国家元首とスーパースター―政治との深い関係
サハラの雄、北アフリカ勢の躍進
カメルーン代表・不屈の名選手たちの軌跡
南アフリカ・さらば白人スプリングボックス
海に消えたKKイレブン―悲劇を乗り越えたザンビア代表
王国を倒した大いなる鷲―ナイジェリア代表の飛翔
魔法使いにされた名ゴールキーパー―呪術が試合を決める?
因縁の対決―ライオン軍団セネガルVS元宗主国フランス
アフリカ・サッカーはどこへゆく
二〇一〇年ワールドカップ・南アフリカ大会へ向けて

著者等紹介

ホーキー,イアン[ホーキー,イアン][Hawkey,Ian]
ナイジェリアと英国で育ち、1998年より英国サンデータイムズ紙の記者として活躍、同紙のサッカー担当アフリカ特派員。これまで南アフリカ、ジンバブエ、エジプトなどに駐在し、アフリカ28か国で取材経験がある

伊藤真[イトウマコト]
1988年京都大学文学部卒業。放送局勤務を経て、フリー。ノンフィクションを中心に翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

13
2010南アフリカ大会前の刊行。ヨーロッパのリーグでは珍しくないと言うか、スタメンの半分がアフリカ出身でも不思議ではないほど、黒人選手の活躍は目を見張るものがある。その発端と成ったアフリカ諸国の近代史を絡め、南アフリカやナイジェリア、カメルーンなどのサッカー強豪国の実情を取り上げる。本書を読む前は、単純にJにもっと黒人選手を招請して欲しいと漠然に思っていたが、中々複雑な背景と市場原理のややこしさから、そう簡単には行かない様だ。2014/05/30

ネネムム

1
[第8章についての後日談]最後にカルシャ・ブワルヤが語った「そんなことができたなら、私は世界一の幸せ者になれるでしょう」これが現実のこととなる。2012年、あの事故が起きた場所と同じガボン・リーブルヴィルにて開催されたアフリカネーションズカップ、ザンビア代表は激闘の末に決勝へ進出。そして19年越しに優勝を勝ち取った。試合を見ていたカルシャの目には、まるであの時のKKイレブンが帰ってきたかのように見えたかもしれない。2014/06/11

ユウタ

1
この本とか、『サッカーの敵』とか、サッカー紀行もの大好きです。ラルビ・ベンバレクLarbi Benmbarek、Youtubeで検索してしまった。2011/02/09

mkisono

0
アフリカサッカーのトリビア満載で楽しめた。特に、90年代のナイジェリアの活躍を、ありありと思い出しながら読めた。93年のU-17での日本-ナイジェリア戦を目の当たりにして大変衝撃を受けた。そのチームの中心だったヌワンコ・カヌは、96年のアトランタオリンピックでブラジル、アルゼンチンを破ったチームでも大活躍だった。98年ワールドカップで、スペインに勝ち越したサンデー・オリセーのシュートも強烈だったなー、とか。あと、なつかしのトルシエ監督も出てきます。2013/11/07

tuck7155

0
外国人監督、サッカー用語、サッカーと政治などのアフリカサッカーを取り巻く諸要素から始まり、後半は各国代表チームの歴史と名勝負を振り返る。訳文も読みやすくて良かったです。2013/04/12

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