内容説明
きもの界当代随一の目利き、池田重子が選んだ古き良き時代の半衿300余枚!―。
目次
春の章
夏の章
秋の章
冬の章
物語の章
デザインの章
人・技法の章
著者等紹介
池田重子[イケダシゲコ]
大正14(1925)年、横浜の資産家の家に生まれる。幼少より第一級の美術工芸品や芸能に触れて養われた感性を生かして、昭和51(1976)年、東京の目黒に「時代布と時代衣裳池田」を開店。明治以降のきもの類のコレクターとしても知られ、それらをコーディネートして展示した過去数回の「日本のおしゃれ展」はいずれも記録的な入場者数に達した。きものブランド「夢工房」「池田重子きものコレクション」デザインほか、古裂を生かしたきもの創作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tama
12
図書館本 池田重子検索で どうして昭和以後の半衿は白ばかりになっちまったんだろう?「戦争」と、白に合う組み合わせを必死に考えたせいか?私は着物に疎いからこんなにも色やデザインや製作技法が一杯使われてるとは思わず、かなりの衝撃。それと手ぬぐいのように単品ではなく着物との組み合わせ、それどころか使用時の半衿自体の左右による組合せまでがイメージを変えるのに驚き。キレイ・可愛い以外に「臈長けた」「伝法な」「しとやか」「艶やか」など目に見える空気があった。好みの頁に栞挟んだらほぼ全頁なので個別にはあげない。2020/02/08
今夜は眠れない
10
何とも贅沢な半衿の色々。 過日 池田重子コレクションの展覧会に行った時も、さまざまな着物や小物にため息。 特に 帯留の意匠が 素敵だったのを 思い出す。 半衿も 面白い。2017/02/02
及川まゆみ
9
とにかく四季おりおりの半襟半襟半襟! 美しいです。着物の楽しみに半襟は欠かせませんよね。2012/12/25
あけの
6
素敵だった 似合う似合わないは、別として大正~昭和のあのモダンでレトロなデザインはとても好きだ2020/01/25
中川采美
2
図書館本2016/05/03