内容説明
「物財の豊かさ」よりも「満足の大きな」が幸せを決める知価社会で、ますます重きをなす芸術の役割を、堺屋太一が美術界の第一人者たちと真摯に語り尽くした対話集。
目次
河合隼雄(前・文化庁長官)『文化力が日本を救う』
蓑豊(金沢21世紀美術館特任館長)『美術館が街を変える』
淺木正勝(東京美術商協同組合理事長)『美術商―文化の伝承者として』
倉田陽一郎(シンワアートオークション社長)『オークション会社に課せられた使命』
福武總一郎(ベネッセコーポレーション代表取締役会長)『西の直島、東の越後』
小山登美夫(小山登美夫ギャラリーオーナーディレクター)『新しい価値観をつくり出す勇気を』
安藤忠雄(建築家)『生成りの文化を世界へ』
伊勢彦信(イセ文化基金理事長)『タマゴとモネとジャパン・クール』
本江邦夫(美術評論家、府中市美術館館長)『知価革命と現代絵画のゆくえ』
西松典宏(NHK新日曜美術館・元プロデューサー)『テレビの制作現場から見た美術』
石塚邦雄(三越代表取締役社長)『百の文化と出会えるデパートをめざして』
平山郁夫(画家)『日本人の知恵と芸術を知る個人の誇り』
総論 堺屋太一 芸術を選ぶのは誰か
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
作家・経済評論家。1935年大阪生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。70年の日本万国博覧会、75年の沖縄海洋博などを手がけたほか、62年通商白書では「水平分業論」を展開し注目される。78年退官。『油断!』『団塊の世代』『平成三十年』などのベストセラーのほか、歴史小説『巨いなる企て』『峠の群像』『豊臣秀長』『世界を創った男 チンギス・ハン』などを執筆。また、1985年に出版した経済理論『知価革命』は、世界8ヵ国語に訳され国際的評価を得ている。財団法人アジアクラブ理事長、国会等移転審議会委員、政府税制調査会委員などを歴任。98年7月より2000年12月まで経済企画庁長官を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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更紗蝦
kochanosuke




