内容説明
本書はキャリア教育の理念、内容そして方法への理解を深め、小・中・高等学校をはじめ、家庭や地域社会におけるキャリア教育実践力の向上を目指して書かれたものである。教育基本法、学校教育法の改正や、2008年3月における小・中学校の学習指導要領の告示を迎え、データの更新も含め内容の改訂を行なった。
目次
巻頭資料 職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み
第1章 理論編(キャリア教育の登場と期待;わが国におけるキャリア教育の成立とその意味 ほか)
第2章 実践編(キャリア教育を実践に移す;職業観、勤労観をどう捉えるか ほか)
第3章 組織編(キャリア教育計画を立てる;キャリア教育委員会の設置 ほか)
第4章 資料編(初等中等教育と高等教育との接続の改善について;平成15年版国民生活白書 ほか)
著者等紹介
三村隆男[ミムラタカオ]
現在、早稲田大学大学院教職研究科教授。上越教育大学、新潟工科大学非常勤講師。24年間の高校教員経験を経て2000年上越教育大学講師、2002年准教授を経て2008年4月より現職。資格:学会認定キャリア・カウンセラー、学校心理士、上級教育カウンセラー。所属学会:国際キャリア教育学会(IAEVG)、全米キャリア発達学会(NCDA)、アジアキャリア発達学会(ARACD)、日本キャリア教育学会、日本特別活動学会、日本産業教育学会、アメリカ教育学会、日本学校教育学会、日本教育カウンセラー学会、日本進路指導協会など。学会役員:日本キャリア教育学会常任理事、日本キャリア教育学会研究推進委員長、日本キャリア教育学会紀要編集委員、日本特別活動学会紀要編集常任委員。教員経験:埼玉県内公立高校教師(24年間)。教育:埼玉大学教育学部中学校教員養成課程英語専攻卒業。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程(教育学)満期退学。仙崎武(文教大学名誉教授)に推路指導、志摩陽伍(東洋大学名誉教授)に教育史、D.A.ジェプセン(アイオワ大学名誉教授)にキャリア・カウンセリングを師事。埼玉県教育公務員弘済会平成8年度一般教育研究部門最優秀賞(1997年)、文部科学省「特色ある大学支援教育プログラム」委員(2003年)、日本進路指導協会賞受賞(2003年)、教員研修センター「外国におけるキャリア教育調査団(アメリカ班)」副団長(2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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