感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新天地
4
古代バビロニアで如何にしてバベルの塔は築かれようとしていたのかを描くスペクタクル。バベルの塔建設以外にも、宮廷の権力争いや他国との戦争、さらにはあの歴史の授業で習った「ハンムラビ法典」様子も描かれるなど盛り沢山で、本当に上下巻で終わるのか不思議になってくる。もっと読んでみたい。法典は当時の世界としては先進的な法律だったのだろうが今見るとかなり苛烈。主人公ガガの志を持つものには皆それぞれの戦場がある事を悟る場面がとてもよかった。2020/07/11
助作
2
バビロンにハンムラビ王?知識として=ハンムラビ法典とはあっても想像できない舞台でバベルの塔の建築が動き出す。その大昔の天才設計士の物語、そのさわりだけで上巻が終わってしまった感がある。下巻を読むしかないのだがさてどうなるのか?2025/11/06




