出版社内容情報
銀座に現れたボロボロの子猫が看板猫となり、喫茶店を盛り上げていく。不器用なマスターとアイドル猫ポンの本当にあった物語。
内容説明
脱サラしてカレー屋のマスターになったオレは店の前で怯えてちぢこまっている汚ねえ子猫に出会った。オレは猫なんか嫌いなんだよ。…あっコラ！勝手に住みつくんじゃねえってば！『猫なんかよんでもこない。』の杉作が描く、ほんとうにいた看板猫の物語。
目次
第１章 汚ない子猫
第２章 名前をつけてやる
第３章 居場所
第４章 ぬくもり
第５章 恩返し
第６章 はじめての友だち
第７章 あの日
第８章 思い出のホウキ
第９章 幸せをよぶ看板猫
著者等紹介
杉作［スギサク］
マンガ家。元プロボクシング選手。新潟県新潟市（旧亀田町）出身。１９９９年『イモウトヨ』で青木雄二賞受賞。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
東大島図書館にて。杉作さんの猫マンガは何冊か読んでいましたが、この本を手に取るのは初めて。ちょっと気になっていた漫画だったので嬉しかったです。ふる～い銀座の喫茶店にやってきた三毛ちゃんがお店を盛り立てていくお話ですが、なんと実話。って…え～、カライライスさん？大森（大盛）の？わあ、猫さんが来る前に何回か行ったことがある～！良いお話でした。そうかあ、確かにあのお店はぼろかった…。2023/09/18
ブックマスター
12
古本屋で「猫なんかよんでもこない。」の続巻を探していた時、この作品に出会った。喫茶店に住みついた一匹の猫・ポンと店のマスターの実話をベースにした物語。半野良猫のポン、ちょっと無愛想なマスター、最初はどこか距離をとって接していた両者が、少しずつ信頼しあっていく様子が温かみのある絵で描かれていく。常連客の顔を覚えているポン、賢いなぁ。最後のページに掲載されているポンの写真からは凛々しさを感じた。それにしても、ポンが編集さんの家で暮らしてて、こうして漫画になったなんて…。縁に恵まれたんだなぁ。2022/11/12
小梅さん。
10
マスターもポンちゃんも、どっちもつんでれな感じが微笑ましくてくすくす笑いながら読了。 そして、読み終わって実話ベースとし知ってびっくり。 色んな事が胸にしみる。 2017/12/03
まつじん
9
ポンちゃん可愛い(=^ェ^=)2019/01/09
あおうみ
2
初めて杉作さん読んだ！ねこかわいい！！2018/01/18
