内容説明
タカラ物流システムグループ9期連続増益。倒産寸前の長崎運送買収後8カ月で利益1億円、3期連続増益。社長として企業を成長させ続ける“大谷流”人と組織の考え方とは。
目次
プロローグ 社長、あんな会社買うんですか?
第1章 情熱に勝る能力はなし―トップに求められること
第2章 貧乏人の発想、金持ちの行動
第3章 現場に黄金が落ちている
第4章 社員のやる気を引き出すツボ
第5章 数字を追うな、中身を追え
第6章 ロマンを語り、成功をつかめ
著者等紹介
大谷將夫[オオタニマサオ]
1940年京都府生まれ。立命館大学卒業。1959年に宝酒造株式会社入社。マーケティング関連の宣伝企画、管理、開発部門でつねに新事業にかかわる仕事、および第一線の営業部門に従事。2000年4月、旧タカラ貨物と旧宝岡物流の合併により設立されたタカラ物流システム株式会社の初代社長に就任。2006年8月、M&Aにより長崎運送株式会社の社長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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stlwolf
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非常に面白く読めた。自分はこういった経営やリーダー論的な本を読んでると、文章の一部分では反感的な感情が少なからず湧いちゃうことが多いんだけど、そういったものは今回出てこなかった。そのあたりは本文中でも著者が語ってるのだけど、この人の年齢的なものが大きい気がするし、また少しでも後進(や若い人間)に役に立てて貰いたいという意思を、強く感じる語り口だったからかな。いいおやっさんって感じなんだろうな。2015/04/13
さ く らだ
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中企業の社長はかくあるべし!という感じの内容。明確な考え方と意志が感じられて、とても好感を持った。運送業界というレッドオーシャンの中にあってもこれだけ元気な話っぷりができることを見るだけでも、勇気が湧く気がする。一方でこういう感じの大企業の社長があんまりいないのは、でかすぎて社内の隅々まで目が届かないからかなぁと思ったり。でも大企業であっても社内のことは端っこまで見てほしいなぁと。それができないなら権限を現場に移譲してほしいなぁとか。まぁいろいろ思ったりしたけど、とりあえず元気な感じで良かったです(小並感2015/02/01
こうきち
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いい本です。 でも、なんで検索で出てこないんだ?2014/12/28
あわだま
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企業も人と同じ一面があるんですね。同じ業界でも会社によってよいところ、悪いところ即ち、強み弱みがある。その強みを伸ばせば企業はやっていける。ただ、大谷さんはワンマンですね。2014/12/27
jupiter68
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多少自画自賛の部分もあるが、重要なリーダーシップ論が随所に書かれている。参考になりますよ。やはりリーダーには自信をもって未来を語ってもらいたいし、語っていきたいと思う。2014/10/04