内容説明
「心」を支えるアートが、生きるちからをひきだす。ドクター日野原が語る、美術と医療と愛。平山郁夫画伯との対談、小倉遊亀画伯、山口蓬春画伯、東郷青児画伯、辻永画伯などとの交流抄も収録。
目次
第1章 アートがもたらす、真実の癒し(医療とは、いのちを健やかに保つアート;「心」を支えるアートが、生きるちからをひきだす;東山先生の部屋に飾った、クマさんの絵 ほか)
第2章 いつまでも心豊かに―画家との絆に学ぶこと(美食家・小倉遊亀先生の元気の秘密;「時間」と「愛」を込めた看護―辻永先生を支えたもの;画家として最期まで描き続けた、山口蓬春先生 ほか)
第3章 愛のちから、文化のちから―対談 平山郁夫×日野原重明
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。37年京都帝大医学部卒業。41年聖路加国際病院に内科医として赴任。51年米国エモリー大学に留学。73年ライフ・プランニング・センター設立、予防医学や全人医療を研究。74年聖路加看護大学学長に就任。92年聖路加国際病院院長に就任、全病室を個室にした病院を新築。95年「地下鉄サリン事件」では、陣頭指揮を取って聖路加国際病院に640人を収容。98年東京都名誉都民。99年文化功労者。聖路加国際病院理事長・同名誉院長、同看護大学名誉学長、日本医学教育学会名誉会長ほか
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