出版社内容情報
山の名前ってとっても不思議。
「○○山(ヤマ/サン)」「○○岳(タケ/ダケ)」といった呼び分けも不思議ですし、
動物や色の名前が付けられた山、当て字の山、由来が想像できない山などいろいろ。
絶対に由来を知りたくなる「貧乏山」「化物山」なんていう山まであります。
「山の名前」をテーマにした本書ですが、単なる地名考察や地名雑学ではおさまりません。
「歩くとわかる、見えてくる」としてちょっと気になる名前の山に登ったり、
北海道大学や国土地理院で山名に関わる方のお話をうかがったり、
中村みつをさんのすてきなイラストを交えながら展開します。
山の名前をきっかけに、楽しく読んでいただける本にしあがりました。
【深遠なる山名の世界へ】
■やま/さん/せん の違いって? 森? 丸?
■山の名前はどうやって名づけられたの?
・日本で一番多い山名は?
・国土地理院 地形図作りのお仕事訪問
■山には神様がいっぱい
・山の名付け親に会いに行く 沼津アルプスの名付け親 加藤満さん
■思わず「へえっ~」の名付け山名
・歩くとわかる見えてくる 東京超低山てくてく散歩 待乳山/代官山・西郷山
■自然とともに生きる民族のあかし アイヌ語地名の山
・北大山の会がアイヌ語地名誤表記を修正
■こんなにあるよ ふるさと富士
■ご近所のお富士さん…富士塚
・歩くとわかる見えてくる 鉄砲洲富士
【全国 素敵&珍山名コレクション】
■素敵&おめでたい山名リスト
■思わず二度見 ぎょっとする山名リスト
■思わず吹きだす珍山名リスト
■難読山名 看板コレクション
■まるでクイズ!?の難読山名
・本当にあった難読山名サミット
内容説明
山の名前ってとっても不思議。「○○山(ヤマ/サン)」「○○岳(タケ/ダケ)」といった呼び分けも不思議ですし、動物や色の名前が付けられた山、当て字の山、由来が想像できない山などいろいろ。でも、歩くとわかる、見えてくる。ちょっと気になる名前の山に登ったり、山名に関わる方のお話をうかがったり、中村みつをさんのすてきなイラストを交えながら展開します。
目次
第1部 山の名づけのものがたり(やま/さん/せん/がく/だけの違いって?;山なのに森?;山の名前はどうやって名づけられたの?;山には神様がいっぱい;まだまだある。思わず「へえ~っ」の名づけ山名 ほか)
第2部 全国・素敵&珍山名コレクション(個性が光る山名を想像力を駆使して楽しむ)
著者等紹介
大武美緒子[オオタケミオコ]
1973年生まれ。フリー編集者・ライター。株式会社山と溪谷社にて登山の専門誌・ガイドブック編集に十余年携わったのち、企業の広報誌・社内報を制作する株式会社産業編集センターをへてフリーランスに。大学で民俗学を専攻、山の文化を訪ねて歩く楽しさを知る。「子どもと身近な自然をつなげる」をテーマにしたリトルプレス『Letters』編集・発行人。二児の母
中村みつを[ナカムラミツオ]
1953年生まれ。イラストレーター・絵本作家。自然や旅をテーマにしたイラストとエッセイを発表。江戸の超低山を訪ねるカルチャースクールの講師やアウトドアブランド「mont‐bell」とのコラボで、キッズ向けTシャツにイラストを提供するなど、幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。