じっぴコンパクト新書<br> 悪代官はじつは正義の味方だった―時代劇が描かなかった代官たちの実像

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じっぴコンパクト新書
悪代官はじつは正義の味方だった―時代劇が描かなかった代官たちの実像

  • 山本 博文【監修】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 実業之日本社(2018/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408337715
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

内容説明

悪徳商人と結びつき、農民には重税を課し、本人は贅沢ざんまい…その末に正義の味方に成敗されるイメージばかりの江戸時代の「代官」。しかしその実態は、多忙すぎる業務の割には報酬も、部下の人数も、本人の休暇も少ない中で奮闘する江戸幕府の中間管理職だった!上司と領民の板挟みになることもありながら職務に尽くした代官の、仕事、職場、採用・昇進システムやその活躍を探る。

目次

序章 “代官”とはどのような人々か?(代官とは何か?―江戸の百姓たちをいじめる“お代官様”のほんとうの姿;江戸の官僚制と代官―代官は誰の指示に従って動いていたのか? ほか)
第1章 代官の仕事―忙しすぎる“お代官様”の働きぶりに迫る!(休暇は年間一九日!失敗すれば処分…代官は超ブラックポストだった!;幕領を支配する代官が担当した仕事とは? ほか)
第2章 代官の生活―“お代官様”の意外な日常を覗く!(代官になれるのは、代官の子か勘定所の職員ばかり!?;ほとんどのお代官様は、任地で暮らすことがなかった!? ほか)
特集!名代官VS.悪代官―滅私奉公の10人の代官と私利私欲にまみれた3人の代官(江川英龍―国防を志し、近代工業の発展に貢献した開明派代官;井戸正明―サツマイモ栽培を導入して農民を救った芋代官 ほか)
第3章 代官の江戸時代―“お代官様”の性格はどのように変わったのか?(幕府草創期の代官―代官に任命された人々の意外な出自とは?;寛永期の代官―在地代官の顔ぶれが一新され、代官は勘定奉行の管轄下へ移る ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒。同大学院修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

13
代官は年貢を徴収する徴税官でありながら、土木工事や灌漑施設の設計、新田の開発、治安維持など幅広い仕事をこなしていた。 さらに、飢饉に見舞われた農村を復興するため、農民たちに道徳教育を施した。 時代劇では悪事を働いて、最後は水戸黄門に成敗されるイメージのお代官様だが、多くの代官は薄給で、かつ感情奉行の部下と言う、典型的な中間管理職でもあり、少ない人数で広い地域の徴税、新田開発、治安維持、道徳教育と幅広く活躍したのである。明治維新で一気に職を失うも、維新後は県知事になったりと重宝された存在でもあったようだ。2018/12/02

無理矢理読書会@半田建設

4
代官と言えば時代劇などで悪徳商人と手を組んで悪さをするというテレビのイメージしかなかった。然し本書を読んでかなり変わった。そもそも悪さをする暇もないくらい多忙だったようだ。その割には報酬も少なく休暇も年19日と考えられないほどの激務をこなしていたということだ。更に案弾を誤れば最悪の事態は切腹を命じられることもあった。いつの時代も中間管理職は大変なんだなと思った・2020/03/02

ふじか

3
災害時に幕府の了承を得ずに米蔵を開いて、結果的に人死にを出さなかった代官が罪に問われるのは切ないものがあるなぁ。2018/06/16

オルレアンの聖たぬき

2
お代官様というと悪代官をイメージしてしまう時代劇の罪深さ。実は時代の中で幕府のために苦闘した人たち。薄給でも身を呈して民の為に粉骨砕身働いた人たち。 今こそ『お代官様』を再評価するべき。2018/03/31

Ta283

0
わかりやすい2024/06/02

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