出版社内容情報
老中・大老抜きでは江戸時代は語れない! 実際のエピソードとともに、意外と知らない江戸の権力者の実像がわかる!
内容説明
江戸幕府260余年の歴史の中で、徳川歴代将軍の下にあって、幕政の中枢を担った老中・大老たち。しかし、意外とその役職の真の姿は伝わっていない。本書では、幕藩体制の要職であった老中・大老にスポットを当て、その役職の中身を徹底解説するとともに、歴代老中・大老の美名・功績、悪名・不始末の数々を面白エピソードをまじえ、紹介する。初めての江戸読み物!
目次
序章 老中・大老とは―知られざる幕閣たちの姿(老中の真実!実は大して偉くなかった?;大老に任命されるのは珍しいことではなかった? ほか)
第1章 天下泰平の国づくりに奔走―江戸初期の老中・大老たちの面白エピソード(火あぶりから遺子七人殺害まで~激しかった権力争い 本多正信と大久保忠隣;宇都宮釣天井事件の真相 本多正純 ほか)
第2章 幕政再建に大わらわ―江戸中期の老中・大老たちの面白エピソード(筋を通した苦労人 久世重之;芸術の世界で活躍した老中 安藤信友 ほか)
第3章 改革、開国の手綱とり―江戸後期~幕末の老中・大老たちの面白エピソード(人材登用の名手 大久保忠真;投石までされた不人気な老中 水野忠邦 ほか)
第4章 大老四家の全系譜―江戸幕府を率いてきた土井・酒井・堀田・井伊家のすべて(土井家;堀田家 ほか)
著者等紹介
福田智弘[フクダトモヒロ]
1965年埼玉県生まれ。1989年東京都立大学(現・首都大学東京)人文学部卒業。編集・デザインディレクターを経て、現在、国内外の歴史、古典文学関連を中心に、精力的な執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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