内容説明
誰もが自分の出生を選ぶことができないように、持って生まれた性格も変えられないのだろうか?否、そんなことはない!『リング』等の大ベストセラー作家・鈴木光司はこう記す。「運命というものがあったとして、それに従うのではなく、ほんの少しでもスペースを見つけるや、自由の楔を打ち込み、腕力で空間を広げ、運命の流れを変えてやるという気概を持つべし」と。本書を読んで、“夢実現力”を持ちましょう!ひきこもりよ、さらば!若者たちに贈る渾身の書き下ろしエッセイ。
目次
第1章 筏で海へ―少年時代の夢
第2章 夢をつかみ取れ
第3章 キーウエストの“消えた無人島”
第4章 初のロングクルーズ―南西の島々を巡る
第5章 断崖絶壁の島・臥蛇島に立つ
第6章 新しい海へ、より遠い海へ
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年浜松市生まれ。慶応大学文学部仏文科卒。『楽園』(第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞)でデビュー。2人の娘を子育てしながら執筆した『リング』『らせん』『ループ』シリーズはベストセラーに。一級小型船舶操縦士免許を保有し、海の男の一面もあわせ持つスーパーマン作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねぎまぐろ
1
★★2025/07/18
しろはは
1
ホラー小説で有名な方ですが、予想外にヨットやバイクが好きなアクティブな方だということが伝わってくるエッセイでした。2012/10/19
ka-yama
0
母に薦められて読んだ本。著者を小説家としてしか知らなかったのですが、この本は著者がヨットやバイクを使っての自身の太平洋横断等の体験から夢を抱くこと、冒険をする楽しみを伝えたエッセイでした。「運命というものがあったとして、従容としてそれに従うのではなく、ほんの少しでもスペースを見つけるや自由の楔を打ち込み、腕力で空間を広げ、運命の流れを変えてやる」。人生を楽しく乗り切るヒントのようなものを得た気がします。2015/10/27
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