感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
7
今や死に体化しつつある小説の主軸たる存在となった観のあるミステリー。それは読者の実のある話を読みたいという需要に応えたものだ。実のあるのかないのか摑みどころのない純文学には愛想が尽かされている。純文学は実のある話を作るのに精励するどころか、実のない話をさも実のあるかのごとく装うのに汲々とする有様だ。私のミステリーの評価尺度は『金田一少年の事件簿』なのだが、この浅見光彦シリーズには果たして犯人は誰なのかというハラハラ感は全くない。犯人候補が現れればそれがそのまま犯人だ。とりあえずストーリーの整合性をつけるに2025/03/06
AYA
0
社会派だわ~。点と線の鳥飼刑事の帽子とオソロっぽい!2009/11/07