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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
55
江戸の暮らしの風流さを感じました。市井の人々の生活なのに何処か「粋」です。当時の風俗に根ざしているのに嫌らしさは全くなく、美しさすら見せています。言葉に色恋、体温、化粧の匂いまで漂って来るようでドキドキしました。素晴らしい漫画です。2015/11/03
まーしゃ
25
読友さんのレビューから… まさか漫画とは思わずに読友さんとは違う出版社からなので三巻になってました。 葛飾北斎ってこんな人なんだって意外。またこれはアニメ化されててお栄を杏がアフレコしてたと。ほうきを買って逆さにおいてみたりしたくなりまた。ん〜台詞の1つ1つメモしておきたくなります。設定が良く解らなかったりしたのでネットで『ヒナコ考』ってサイトがあったので重宝します。このまま2巻、3巻と読み進めます。2017/08/23
てんてん(^^)/
7
葛飾北斎と、娘のお栄の姿を描く作品。北斎のアシスタントの様な事をしているお栄は、絵師としても女としても中途半端な気持ちを抱えていて、世の中からぽつねんと置いてかれたような孤独感を抱いている。なんとなく、日向子さんはお栄に自分を重ねていたように思う。この後突然隠居宣言をして漫画を辞められるが、この頃から既にご自分の人生を俯瞰して、最善の生き方を選んでいかれたんだろう。颯爽と笑顔ばかりを私たちに残して。 (人生で影響を受けた100冊) https://bookmeter.com/events/7335
森の猫
5
北斎の次女 お栄 二十三歳の頃の江戸の風景と暮らしぶりが リアルで なんども読み返しては いいなぁと思う。後の英泉となる 善次郎は 未だ無名で居候。2019/08/23
ばけ
3
アニメ映画記念に再読。初版1985年か…高校生の時に大枚はたいて買った本です。この地に足のついた感じが映画ではどうなってるのかなぁ。2015/05/09