内容説明
戦国時代は、『天下取り』という名の「餅」を信長がつき、秀吉がこね、家康が座ったまま食べたといわれる。しかし、はたして、その真相はどうだったのか?またこの時代、各地に割拠した群雄たちはいかに戦い、どう生きのびたのか…。鉄砲は「種子島」以前に伝来していた?家康は「天ぷら」の食べすぎで死んだのではない?そうだったのか?歴史再認識!
目次
第1章 “戦国の幕開け”の「表と裏」を読む
第2章 “群雄割拠の時代”の「表と裏」を読む
第3章 “信長の天下布武”の「表と裏」を読む
第4章 “秀吉が六十余州を統一”の「表と裏」を読む
第5章 “家康から泰平の世へ”の「表と裏」を読む
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。同大学文学部研究員を経て、著述活動に入る。『歴史研究』編集委員、内外情勢調査会、地方行財政調査会、政経懇話会、中小企業大学校などの講師を務め、テレビ・ラジオの番組監修、出演など、多方面に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Syo
23
知ってることも 多かったけど、 裏の日本史 というか、 多分こっちがホントの 日本史。 なかなか。 しかし、受験生は混乱?2020/07/18
犬養三千代
8
北条早雲から徳川家康まで、なかなか面白い。裏側は違う解釈ともいえる。それと、江戸時代に巷に流布した噂話は表の話だと書かれている。短い文章で分かりやすい。、2023/02/13
氷菓子
1
徳川秀忠は「できる二代目」だという考え方は初めてだった。後継者は創業者を立てて、競ってはいけないっていうのは現代の会社にも通じるものがある。秀吉が毛利攻めで、自力だけで倒して信長に嫉妬されないように、あえて信長を立てて援軍を頼むというのも、現代でも世渡りのうまい人がやりそうな事だな。2016/05/22
A太郎
1
石ノ森章太郎のマンガが読みたくなった。2013/11/30
愛理ちゃん88
0
加来氏の弁舌のように切れ味がするどいとよかった。2015/07/22