内容説明
南北それぞれの指導者の言動、日・米・中・露の反応を、歴史的視点で読み解く。ミサイル、核実験、竹島、新指導体制。激動の東アジア情勢を歴史的視点も踏まえ喝破する。
目次
序章 「反日」は終わらない―排外主義と拝外主義
第1章 体験的南北朝鮮現代史
第2章 38度線はラスク少佐(国務長官)が引いた
第3章 朴正煕の勝利と金日成の敗北
第4章 北朝鮮は、国際秩序の「加害者」
第5章 21世紀の朝鮮半島の歴史
第6章 朴槿恵と金正恩の戦い
著者等紹介
重村智計[シゲムラトシミツ]
1945年中国生まれ。早稲田大学法学部卒業。毎日新聞論説委員等を経て、早稲田大学国際教養学部教授。韓国、北朝鮮問題の第一人者としてTV、新聞等で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なっとお
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韓国はなぜ「反日」なのか。大統領が変わる毎に日本に対して「謝罪と賠償」を求め、「歴史問題」に向き合えと迫るのはなぜか。本著は現代史に沿い、隣国だが実態を掴みにくい韓国、北朝鮮について詳しく解説されている。2013/11/09
Urahomot
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日々報じられている新聞・テレビのニュースは点でしかない。韓国の現代史を線で理解するには最適の一冊。 論旨は至って単純明快。「日韓問題は、韓国国内の問題」「歴史認識、と韓国は言うが、韓国は政権が変わるたびに歴史の解釈が変わる」「北朝鮮は絶対戦争できない。なぜなら石油がないからだ」大変理解しやすい内容だった。2013/08/11
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