内容説明
「ウサギとカメ」、「アリとキリギリス」、「北風と太陽」…など、少年少女のときからおなじみの話を含めた、イソップ75話を収録。古典なのに新しくて、現代人のあなたに今、ためになる話が満載。心理カウンセラーが監修を務め、『人間心理』の機微も解説。しかも、英文が高校・大学受験レベルに必須の“重要構文”を網羅しているので、英語の勉強にも「うってつけ」の1冊。
目次
1 よりよい「人間関係」を築くためのイソップ寓話(キツネとブドウ―「手が届かない」ブドウにキツネは…?;しっぽのないキツネ―しっぽをなくしたキツネが仲間に使った「詭弁」とは? ほか)
2 人間の「生き方」を教えてくれるイソップ寓話(ウサギと猟犬―ウサギが教える「命がけでやる」とよい結果が…?;北風と太陽―「太陽」にあって「北風」にないものとは? ほか)
3 人生で「成功する」ためのイソップ寓話(ライオンとイノシシ―争うより「仲よくする」ほうがやっぱりうまくいく?;ウサギとカメ―「努力」がやがて実を結ぶ…? ほか)
4 「夢や希望」を失ったときのためのイソップ寓話(ウサギたちとカエルたち―苦しいときは「上」を見ないで「下」を見るべし…?;恋をしたライオン―自分の「武器」を捨てるということは自分自身を捨てるということ…? ほか)
5 人間の「醜さや愚かさ」を表すイソップ寓話(かいば桶の中のイヌ―「身勝手な人間」は、やがて誰からも相手にされなくなる?;キツネときこり―助けたふりをして「足を引っぱる」人間は必ずいる…? ほか)
著者等紹介
牧野高吉[マキノタカヨシ]
教育言語学博士(米国)。北海道生まれ。明治学院大学文学部卒業。南イリノイ大学よりM.A.(英語教育学)、ニューメキシコ大学よりPh.D.(教育言語学)取得(ともに米国)。元・北海道教育大学教授。専門:第2言語習得論、教育言語学。現在、NPO法人「国際人育成機構」理事を務め、執筆・翻訳等に活躍中
伊達一啓[ダテイッケイ]
作家、心理カウンセラー。愛知県生まれ。武蔵野大学(心理学専攻)卒業。同大学院修士課程で仏教学を学ぶ。東京バプテスト神学校(本科・聖書神学)卒業。心理学、ニューソート哲学、仏教哲学を基調とした著作のほか、多くのイソップ関連書籍を執筆、啓発活動にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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