内容説明
大型減税とテロ戦争の同時遂行で急膨張する米国財政赤字!同時に基軸通貨ドルを守る。この2つの難題を乗り切るマジックとは「ネクスト・イレブン」の全容を解説。
目次
1 ネクスト・イレブンとは(なぜネクスト・イレブンなのか―米国の新興国戦略;なぜ「BRICs」の次が必要なのか ほか)
2 帝国主義化のリスク―ホロコーストと軍事侵略(「ダルフールの虐殺」;グルジア侵攻の意味するもの ほか)
3 オバマの新戦略と「ネクスト・イレブン」―恐るべき「マネー誘導力」(原油相場も「演出」したゴールドマン;米国の世界戦略の要となる「ネクスト・イレブン」 ほか)
4 「ネクスト・イレブン」各国の詳細情報(バングラデシュ;イラン ほか)
付録 「ネクスト・イレブン」各国の証券市場
著者等紹介
国谷省吾[クニヤショウゴ]
1960年東京生まれ。現在、国際ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手新聞社に入社。霞ヶ関の経済官庁などの取材を経て中国や米国の海外特派員記者として活躍。02年に退社後、フリーの国際ジャーナリストに。上場企業の中堅ビジネスマンを対象に国際経済の勉強会を東京やニューヨークで主催している。「反テロ戦争と新興国」「オバマ政権三つのシナリオ」などの調査報告が反響を呼んだ。英語や中国語が堪能で米国の民主党政権や中国政府系企業などに幅広い取材源を持つ。米中両国の国家戦略分析には定評がある。また、アジア系企業の上場業務をサポートした経験もあり、実務ビジネスにも精通。アジア系企業のコンサルタントも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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