内容説明
「デフレ不況」に苦しむ日本。それがなぜ、「世界的なデフレ」でこの国に追い風が吹くと言うのか?著者渾身の「日本経済復活」論。
目次
第1章 21世紀とは大戦争のない時代
第2章 大戦争の消滅は巨大な供給過剰を生む
第3章 21世紀の世界経済はこう変わる
第4章 世界デフレと日本
第5章 21世紀の日本はこう変わる
最終章 日本の陽はまた昇る
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。日本個人投資家協会(特定非営利活動法人)理事長。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業後、新聞記者、証券アナリスト等を経て、1963年に独立。幅広い情報網と独自の分析力をもとにした政治・経済・軍事面での「将来予測」には定評がある。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。ベストセラーを含め、著書多数。現在も旺盛な執筆・講演活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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マッピー
6
少し古い本ですが、相変わらず日本はデフレで、庶民の生活は楽にならない。甦ってないじゃん。インフレは需要過多ということで、売り手が天国買い手が地獄。反対にデフレは、供給が過多なのだから売り手は地獄、買い手が天国。ではなぜ、消費者が天国を実感できないのかというと、日本の経済がインフレ志向だから。つまり、デフレにはデフレにかなった生活設計をしていかなければならないわけで、個性を磨く。資格を取る。つるまない。など。ふんふんなるほどって読んでいたら、突然の株価暴落のニュース。さて、この先の日本はどうなるの?2018/02/10
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