内容説明
貸出しの減少、押され気味の業際戦争、進まぬ不良債権処理、等々。これらは地面に噴き出た現象に過ぎない。地殻変動は止めようにも止められないのだ。かくしてやってくる「銀行不要」の時代…。金融ジャーナリスト・コンビが、米銀のドラスティックな戦略を踏まえつつ、存亡の危機にあえぐ邦銀に肉薄する。
目次
第1章 「銀行不要」の時代が到来する
第2章 台頭する次世代ノンバンクの脅威
第3章 猛反撃に転じる米国銀行
第4章 マネー産業からリスク産業への変貌
第5章 決済業務の将来と銀行の命運
第6章 金融の空洞化に苦悩する邦銀
第7章 経営コンセプトが生死を分ける
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