太平洋戦争の史実から、今日何を学ぶか

太平洋戦争の史実から、今日何を学ぶか

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784408100647
  • NDC分類 391.2

内容説明

国際戦略、防衛問題などを中心に健筆をふるってきた筆者が、初めて挑戦した太平洋戦史の分析。実戦体験者への豊富な取材をベースに、“今日”になお生かされていない敗戦の教訓を鋭く指摘した、これは警世の書である。

目次

リーダーシップ ビルマ作戦にみる二つの軍団
日本型人事 ノモンハン敗退を招いたエリート偏重主義
時代の変化 ミッドウェー失敗と大企業病の共通点
選沢眼不在 情報戦で敗れた太平洋戦争
情勢判断 開戦に引きずり込まれた指導者たちの責任
国家の責任 勃利陸軍病院始末記
戦争体験 学徒出陣兵が見たもの忘れ得ぬジャバの反乱

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

父帰る

3
著者はダイヤモンド社から出版された『失敗の本質』に触発されて、書き表した本である。この本の特徴は戦地で実体験した人の証言に基づいて書かれているところである。ただ大東亜戦争三悪人として東条英機、近衛文麿、松岡洋右の三氏を挙げているが、個人に戦争責任を問うのは慎重でなければならないと思う。失敗から学べば、教訓として生かされと思う。その意味でも、本書は学ぶべき点が多くあった。2014/10/16

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