内容説明
喫茶店とカフェの違いは何ですか?そんな疑問を持つすべての人へ。
目次
第1章 読書と語らいの空間
第2章 一杯の珈琲からたちのぼるもの
第3章 喫茶空間のスタイル
第4章 魅惑の一皿・喫茶店の名物メニュー
第5章 神田神保町・古本街の喫茶店
第6章 ジャズ喫茶・名曲喫茶の時代
著者等紹介
川口葉子[カワグチヨウコ]
エッセイスト、喫茶写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がいむ
33
若いころはファーストフード店もあまりなかったので、喫茶店で珈琲を飲んでました。高かったけど(!)おいしかった。今も珈琲は大好き。もう閉店してしまったところも多いけど、学生時代にいちばんよく通ったお店が載っていたのがうれしい。「喫茶店とカフェの違いはなんですか?」と帯のことば。川口さんと若い編集者のやり取りは、喫茶店の方がなじみのある世代にはおもしろかった。2014/09/29
mya*
29
おいしいコーヒー、それは居心地のよい空間の中でこそ得られる贅沢…w。 カフェでなくて喫茶店というのがいいですね。控えめな店主と粋なお客様、それがあってこそ生きる空間。「琥珀色のしずく77滴」という副題に、愛を感じるなー。店の紹介だけではなくところどころに挟まれる対談と、著者の考えを読むのも楽しく、けっこう読み応えがありました。ああ、年取ったら、ここに紹介されているような店をいきつけにして、まったり過ごしたい~。2011/10/14
MOKIZAN
20
掲載写真を見ただけでも温かな珈琲の薫りと、ひと時の安らぎを感じられそうなお店が綴られています。神保町の項は別として、そこそこ山手線の外の店が載っていて、出歩きの多い方には使いようがありそうです。2016/08/14
emi*
18
良い喫茶店に必要なもの「こおひい」がいいですね。本を片手に喫茶店へ行き、のんびり時間を過ごしたくなる一冊でした。2013/05/26
Wisteria
15
喫茶店、大好きです。特にこの本に出てくるような古き良き喫茶店はわくわくします。少し敷居が高くて緊張するけれど、時間に物語があるような気がします。行きたいなぁ。2015/11/21