内容説明
数年後、「旅のバリアフリー」はかなり完成に近い状態になるのではないかと期待している。旅行中、茶髪の女子高生がお年寄りに席を譲ってくれたり、パンチパーマの怖いお兄さんに車イスの介助を気持ちよく手伝ってもらって、それを感じる。旅をする人も受け入れる人たちも、いまは試行錯誤のときなのだ。では、何が欠けているのか。どこから手をつければ最初の一歩が踏み出せるのか―そんな悩みを解決するヒントになれば、と、著者の実体験をもとに本書は書かれた。
目次
序章 人は「旅」をする
第1章 「バリアフリーの旅」とは何か
第2章 こんなところにバリアが―検証・日本の旅
第3章 自分らしい旅を創る―旅する側へのヒント
第4章 「気づく」ことから始まる―受け入れ側へのヒント
終章 なぜ、障害を持つ人と旅に出るのか
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