内容説明
本書は、UNIXをはじめて学ぼうとする人のための入門書である。そして、Linuxはごく普通のパソコン上で動くUNIXである。LinuxによってUNIXが誰にとっても身近なものとなり、その高度で豊富な機能を利用できるようになったのである。本書ではLinuxに共通する優れた機能を紹介することを主眼としており、同時に、違いあるいはこまごまとした疑問などについては、第9章にQ&Aをおくことで読者の便宜を図っている。
目次
第1部 基礎編(Linuxとは何かUNIXとは何か;UNIXの基本;ファイル操作と管理;文書作成(エディタと日本語入力))
第2部 実習編(インターネット;電子メール;ダウンロード;アプリケーション(GIMP))
第3部 Linuxよろず相談室(Linux Q & A)
著者等紹介
関根慎二[セキネシンジ]
1967年生まれ。1991年日本電子専門学校図形情報処理科卒業。現在日本電子専門学校専任講師
石田晴久[イシダハルヒサ]
1936年生まれ。1959年東京大学理学部物理学科卒業。1964年アイオワ州立大学にてPh.D.取得。MIT、電気通信大学を経て現在、(株)アスキー常務取締役、多摩美術大学教授、慶応大学教授、東京大学名誉教授。主な著書に「Cプログラミング入門」(共立出版)、「Cプログラミング」(岩波書店)、「UNIX」(共立出版)、「入門ANSI-C増補改訂版」(実教出版)、「新パソコン入門」(岩波書店)、訳書にB.W.カーニハン、D.M.リッチー「プログラミング言語C」(共立出版)など
井田昌之[イダマサユキ]
1951年生まれ。1981年青山学院大学大学院博士課程修了・工学博士。青山学院大学情報科学研究センター助教授、MIT人工知能研究所客員研究員を経て現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。主な著書に「UNIX詳説」(丸善)、「Common Lisp」(共立出版)、「情報リテラシー教科書」(共立出版)、「NewはやわかりJava」(共立出版)、「情報の表現 マルチメディア情報学第3巻」(岩波書店)など
大滝みや子[オオタキミヤコ]
(株)セントラル技研、センチュリリサーチセンタ(株)を経て現在、日本工学院八王子専門学校勤務。著書に「最短合格問題集 基本情報技術者」(リックテレコム出版)。現在、月刊「合格情報処理」(学習研究社)で「不得意分野マスター講座」を連載中
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